兵庫県の斎藤知事がパワハラの疑いなどで告発された問題をめぐって、県議会では12日、最大会派の自民党など4つの会派に加え、無所属の議員4人も知事に辞職を求めることになりました。これにより県議会のすべての議員が斎藤知事の辞職を求める形になります。 この問題をめぐり、日本維新の会は9日、県政運営に支障が生じ始めているなどとして斎藤知事に辞職と、いわゆる「出直し選挙」で民意を問い直すことを求め、斎藤知事は応じない考えを示しました。 こうした中、県議会事務局は、最大会派の自民党と公明党、立憲民主党などでつくる「ひょうご県民連合」、それに共産党の4つの会派に加え、無所属の4人の議員が12日、斎藤知事に辞職を要求すると発表しました。 県議会の定員は86人で、これにより、すべての県議会議員が知事の辞職を求める形になります。 12日は、それぞれの会派の幹事長らが副知事に連名の申し入れ書を手渡すということです