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菌糸の検索結果1 - 10 件 / 10件

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菌糸に関するエントリは10件あります。 研究生物science などが関連タグです。 人気エントリには 『キノコは「菌糸ネットワークを流れる電気信号」で会話をしている - ナゾロジー』などがあります。
  • キノコは「菌糸ネットワークを流れる電気信号」で会話をしている - ナゾロジー

    キノコはおしゃべりかもしれません。 英国西イングランド大学(UWE)で行われた研究によれば、4種類のキノコで観測された電気信号を分析したところ、人間の言語に似た「単語」と「文」が確認できた、とのこと。 菌類には神経細胞が存在しませんが、細胞同士が脳のニューロンのようなネットワーク構造を形成し、ネットワーク内部では活発な電気信号の送受信が行われています。 研究者たちがこの電気活動を数学的及び言語学的に分析したところ、菌類が使う電気信号は人間の「言語」と非常によく似た構造を持っていることが示されました。 しかし菌類の言語とは、いったいどんなものなのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年4月6日に『Royal Society Open Science』にて公開されています。

      キノコは「菌糸ネットワークを流れる電気信号」で会話をしている - ナゾロジー
    • キノコは雨が降るとおしゃべりになる!?野外で菌糸ネットワークの電気的な会話の測定に成功! - ナゾロジー

      キノコたちは雨が降るとテンションが上がって、おしゃべりになるのかもしれません。 近年、実験室内にあるキノコの間で電気活動のシグナル伝達が起こっていることが観測され始めています。 そんな中、京都大学、東北大学、長岡工業高等専門学校の共同研究チームは、菌根菌の一種である「オオキツネタケ」から、野外で初となるキノコの電気活動の変化を測定することに成功したと発表しました。 さらに雨が降るとキノコの電気的な活性が変化し、雨後もその活性が維持されていたというのです。 「お〜い、雨が降ってきたぞ」「やっほー!」なんて会話を交わしているのでしょうか? 研究の詳細は、2023年3月14日付で科学雑誌『Fungal Ecology』に掲載されています。

        キノコは雨が降るとおしゃべりになる!?野外で菌糸ネットワークの電気的な会話の測定に成功! - ナゾロジー
      • 細菌はカビ菌糸の「高速道路」を移動して「通行料」も払っていた - ナゾロジー

        細菌の世界にも高速道路と料金システムがあるようです。 9月22日に『Life Science Alliance』に掲載された論文によれば、細菌はカビの作る細長い菌糸上を高速移動移動できるだけでなく、降りる時には通行料としてビタミンB1を支払っていることが明らかになりました。 しかし、やろうと思えば細菌はタダ乗りできるにもかかわらず、どうしてカビに対して通行料を支払っていたのでしょうか?

          細菌はカビ菌糸の「高速道路」を移動して「通行料」も払っていた - ナゾロジー
        • キノコの菌糸体をロボットの電子機器に組み込んだ「バイオハイブリッドマシン」が登場

          キノコや粘菌を基板に組み込んだコンピューターが作られるなど、生き物と電子機器を組み合わせる合成生物学への関心が高まっています。食用としても身近なエリンギを制御装置とした「バイオハイブリッドロボット」が、アメリカ・コーネル大学とイタリア・フィレンツェ大学の研究チームによって開発されました。 Sensorimotor control of robots mediated by electrophysiological measurements of fungal mycelia | Science Robotics https://www.science.org/doi/10.1126/scirobotics.adk8019 Biohybrid robots controlled by electrical impulses — in mushrooms | Cornell Chronicle

            キノコの菌糸体をロボットの電子機器に組み込んだ「バイオハイブリッドマシン」が登場
          • 土屋鞄が“キノコの菌糸体”から作ったレザー代替素材を採用 ランドセルやカバンなどを試作

            ランドセルや鞄・革小物製造販売の老舗「土屋鞄製造所」が、キノコの菌糸体で作るレザー代替素材「Mylo(マイロ)」を使った商品を米バイオテック企業「Bolt Threads」と共同開発しました。Myloを採用したランドセル、鞄、小物など6種の試作品を発表しています。 キノコの菌糸体生まれのレザー代替素材「Mylo」でランドセル、鞄、小物などを制作 「Mylo」は「マッシュルームレザー」ともよばれる新素材で、柔らかな手触りと上質感のある風合いが特長です。材料のキノコを作るのに必要なのは水と空気、菌糸体を育てる培地を覆うマルチング材のみ、キノコは2週間足らずの短期間で育てられるなどの理由で、安定した供給が見込めるとしています。 キノコの菌糸体からレザーのような素材ができる!? 菌糸体は100%再生可能なエネルギーで稼働する垂直農法施設で育てられます 菌糸体の繊維で柔らかな手触りと上質感のある風合

              土屋鞄が“キノコの菌糸体”から作ったレザー代替素材を採用 ランドセルやカバンなどを試作
            • 土屋鞄、キノコの菌糸体から作られた新素材採用のバッグなど

                土屋鞄、キノコの菌糸体から作られた新素材採用のバッグなど
              • スマートホームはもう時代遅れ? 本当に生きている“バイオホーム”にできる5つのこと | 菌糸の家にバクテリアの壁!

                マーティン・デード・ロバートソン教授は、英ニューカッスル大学でバイオ技術を駆使した建築の可能性を探る。菌糸を使った「成長し続ける家」に、バクテリアの力で「自己修復する壁」──ウソのような技術がすでに実現し始めている。 もし、家が生きているとしたら? アレクサで部屋の明かりを設定するような“スマートホーム”のことを言っているのではない。実際に生きている建物だ。つまり、成長し、呼吸し、さらには繁殖する建物だ。 奇抜なアイデアに思えるかもしれないが、すでに私たちは気候変動の危機に直面している。自然環境のなかで生活し、自ら環境を構築する「根本的な解決策」を考える必要があるのだ。 建築技術において、次の開拓領域は「建物を自然の一部にする」ことなのかもしれない。そこで私は同僚たちと手を組み、新たな研究センターを立ち上げることにした。 では、ここからは未来の「生ける」建物を実現しうる5つの方法を見てみよ

                  スマートホームはもう時代遅れ? 本当に生きている“バイオホーム”にできる5つのこと | 菌糸の家にバクテリアの壁!
                • キノコが宇宙を救う。菌糸体で作った人工衛星でスペースデブリ問題を解決できる可能性

                  映画『ゼロ・グラビティ』の物語の発端は、宇宙空間を高速で移動する無数のスペースデブリ(宇宙ゴミ)との衝突事故だが、実世界でも起こりうる問題だ。 デブリの衝突は新たなデブリを発生させる。そしてその密度がある一定の値を超えると衝突が衝突を呼び、連鎖的に増殖して宇宙は利用不能になる。これが近い将来やってくるだろう宇宙時代で懸念される「ケスラーシンドローム」と呼ばれる問題だ。 更に問題はもう1つある。それは人工衛星が大気圏に再突入して燃焼する際、細かいアルミニウムの粒子を残すことだ。それはその後何年も大気圏を浮遊し、いずれは地球環境にも影響するだろうと考えられている。 そこで注目されているのがキノコだ。キノコの「菌糸体」で作られた素材を使用することで、これらの問題が解決できる可能性があるという。 キノコで作った人工衛星でスペースデブリ問題を解決に導く スペースデブリの発生源は、故障で制御不能になっ

                    キノコが宇宙を救う。菌糸体で作った人工衛星でスペースデブリ問題を解決できる可能性
                  • 雨後のキノコの電気的な会話を測定-菌糸のネットワークによるシグナル伝達の可能性を野外で初確認-

                    菌根菌は土壌中に菌糸のネットワークを張り巡らせ、植物の根と共生関係を築くことで森林生態系の維持に重要な役割を果たしています。菌根菌の菌糸を介した植物間のシグナル伝達は世間の注目を集めていますが、科学的なデータは多くありません。 潮雅之 白眉センター特定准教授(現:香港科技大学助理教授)、深澤遊 東北大学助教、武樋孝幸 長岡工業高等専門学校講師、赤井大介 同本科生の研究グループは、森林の地上から発生した外生菌根菌オオキツネタケのキノコ(子実体)に電極を設置し、雨の後にキノコの電気的な活性が変化しそれが維持されることを野外で初めて測定することに成功しました。キノコ間での電位の変動パターンに有意な因果関係が確認されたことから、キノコ間で電気シグナル伝達が起こっている可能性があることが示唆されました。菌根菌を介した植物個体間のシグナル伝達の研究に寄与する成果です。 本研究成果は、2023年3月14

                      雨後のキノコの電気的な会話を測定-菌糸のネットワークによるシグナル伝達の可能性を野外で初確認-
                    • 菌糸ビン:クワガタムシ飼育技術のブレークスルー – Stag Beetles

                      クワガタムシを飼育する人の興味は、「大きな成虫のクワガタムシをいかに誕生させるか」にあります。この「大きな成虫のクワガタムシをいかに誕生させるか」は、「いかに幼虫のクワガタムシを大きく育てるか」にかかっています。というのも、成虫のクワガタムシの大きさは幼虫の時代の栄養状態によって決まり、いったん成虫になったら大きさはもう変わらないからです。これは、昆虫の体が外骨格と呼ばれる硬いつくりになっていることからも想像できると思います。 幼虫を大きく育てるために、いろいろな工夫がされてきました。 「幼虫の育て方」の記事で紹介したように、木を細かく砕いたマットや木そのものを餌として幼虫を飼育する方法が、クワガタの飼育が普及し始めたころには主要な方法でした。しかし1990年代後半に「菌糸ビン」がクワガタムシを飼育する最も効果的な方法として有名になります。菌糸ビンは、すべての種類のクワガタムシの飼育に有効

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