『TimeOutの世界では、通貨の代わりに自分の寿命を支払うことになっており、たとえばバーでビールを飲めば寿命を5分、キャデラックを買おうとすれば2年分の寿命を支払うことになる。機械の力で自分や他人の寿命を見ることもできる。寿命がゼロになると、もちろん死んでしまう。 主人公ははそんな世界の片隅で探偵業を営む男だ。ゲームがスタートしたとき、自分に残された寿命はわずか5分。寿命と交換できるクレジットもなく途方に暮れていたところに、怪しげな男が良心的なレートで寿命のローンを持ちかけてくる。 しかし、世の中にそんなうまい話はなく、のちにこれが詐欺であったことが分かる。この「寿命詐欺」を行う悪人を追うことがゲームの目的だ。 (画像は『TimeOut』より) 本作は2011年に公開された映画『TIME/タイム』の物語から影響を受けており、ほかにもそういった作品としてアートスタイルでは同じく2.5Dのア