「ぷらら」「ひかりTV」の顧客情報流出問題で、政府の個人情報保護委員会がNTTドコモと業務委託先のNTTネクシアに対して指導した。個人情報保護委員会とドコモが2月15日に発表した。 ドコモは、自社インターネットサービスなどに関する事業について、サービス・商品の提案などを行うことを目的に、個人データを取り扱っている。これらの情報は電話業務などに利用される。ドコモは、この情報の管理などをネクシアに委託していた。 ところが、ネクシアの派遣社員が2023年3月30日、顧客情報管理のために業務上使用するPCから、個人契約するクラウドサービスに無断でアクセスし、合計約596万人分の個人データを同クラウドサービスへアップロードしたことで外部に流出して、漏えいの恐れが発生した。 【訂正:2024年3月13日12時55分 アップロード後の情報が外部流出したことは確認されていないため、「アップロードしたことで