同僚からこれについてどう思うか、と聞かれた。元の文章が長く、様々なところについて色々思う所があるが、今日は一つに絞って書くことにする。 パズル解決能力 頭の良さの一つに、パズル解決能力がある。ある程度の複雑さを持った系があって、その中で問題が設定され、それを解く、という種類の知的作業だ。簡単なものではマインスイーパーとか、もうちょっと複雑になると物理や数学の大学入試問題。エンジニア採用で使うプログラミング試験も同じようなものだ。将棋やチェスも、この軸のもっと難しいところに位置しているだろう。 ある程度の時間を掛けて知識や系の構造を学ぶと、パズルの解決は簡単で些細な事になる。どの位の複雑さをもった系で解決が些細に感じられるかは、人によってそれぞれだ。三目並べやマインスイーパーが作業だと思える位のパズル解決能力がある人は結構いるが、例えば東大の数学や物理の入学試験がタダの作業に思えるような人は