動画共有サービス「ニコニコ動画」を生んだ企業といえば、ご存じドワンゴだ。 そのドワンゴは、実は米国企業にルーツを持っている。「いろメロミックス」などの着メロビジネスで大きく伸びたため、日本企業のイメージがある同社だが、当初は「外資系」だったのだ。 今回はその米DWANGOの創始者で、ドワンゴジャパンの共同設立者でもあるロバート・E・ハントレー氏にインタビューする機会を得た。日本のドワンゴはどうやって生まれたのか。そもそも「DWANGO」とは何なのか。ニコニコ動画は世界進出できる可能性はあるのか──。貴重な数々の話を「生みの親」に直接聞いてみた。 DOOMでオンライン対戦の元祖だった ── 「DWANGO」とはどういう意味なんですか? ハントレー氏:DWANGOは、「Dial-up Wide Area Network Gaming Operation」の略で、オンライン通信対戦システムの名前