ロシアの首都モスクワにある独立系紙ノーバヤ・ガゼータの事務所から出るドミトリー・ムラトフ編集長(2021年10月7日撮影、資料写真)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【9月6日 AFP】ロシアの裁判所は5日、独立系紙ノーバヤ・ガゼータ(Novaya Gazeta)の発行認可を取り消した。同日にはこれとは別に、著名な元記者が反逆罪で懲役22年の刑を科された。 ロシアの独立系報道機関は近年、かつてない圧力にさらされている。同国が2月にウクライナへの侵攻を開始して以降、当局は報道機関への締め付けをさらに強化。国内ではウクライナ紛争をめぐる報道規制が敷かれ、主要な独立系報道機関はすべて閉鎖や国内での活動停止に追い込まれている。ノーバヤ・ガゼータも3月下旬に発行を停止していた。 ノーバヤ・ガゼータはソーシャルメディアで、モスクワの裁判所が「印刷版発行の免許を無効にした」と発