ヤマトホールディングスは新型コロナウイルスの感染拡大で宅配需要が高まり、社員の負担が増えているとして、配達ドライバーなどグループの全社員約22万人に最大5万円の見舞金を支給した。総額は約70億円にのぼる。フルタイム勤務の社員は原則5万円で、パート社員は勤務時間に応じた額
サウジアラビアの国営石油会社「サウジアラムコ」は11日、国内の証券取引所に新規株式を公開し、時価総額は日本円で200兆円を超え、アップルを抜く世界最大の上場企業が誕生しました。 市内のホテルには、サウジアラムコの幹部が集まりベルを鳴らして上場を祝いました。 上場直後についた株価、いわゆる初値は、強い需要を反映して売り出し価格より10%高い1株35.2サウジリヤルでした。 これを基に計算した時価総額は日本円で200兆円を超え、現時点でのアップルの時価総額120兆円を抜く世界最大の上場企業が誕生しました。 また今回の上場を通じてサウジアラビアが調達した資金は、少なくともおよそ256億ドル(日本円で2兆7800億円余り)で、2014年に中国のアリババグループがニューヨーク証券取引所に上場した際の記録を塗り替え、史上最大となりました。 サウジアラムコは今後、当初目標としていた日本を含む海外の証券取
長らく不振にあえいできた日本の電機メーカーの中で、ソニーグループの復活が鮮明になっている。2021年3月期の連結純利益は初めて1兆円を超えた。2000年ごろからかつての輝きを失ったと言われてきたソニーはなぜよみがえったのか。ソニーの復活劇を導いた平井一夫シニアアドバイザー(前社長)が多くの単独取材で明かした証言から、その知られざる舞台裏をひもとく。【関連記事】・・12年4月に社長兼最高経営責任者(CEO)に就任した平井氏。まさに嵐の中での船出だった。就任直後に発表した12年3月期の連結決算は4年連続の最終赤字。赤字額は過去最大の4566億円にのぼった。株価は1000円を下回り32年ぶりの安値圏に突入した。かつてない危機的な状況に、その年の6月に開いた株主総会では容赦ない批判の声が飛び交った。「1000円割れは屈辱だ」「現状認識が甘い」周囲の懐疑論を生んだ一因に、平井氏の経歴があったことは事
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く