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saveMLAKの検索結果1 - 40 件 / 55件

  • 「図書館の本、スマホで閲覧可能に」とは? ―― 図書館等での権利制限規定のデジタル化・ネットワーク化への対応が検討中 | HON.jp News Blog

    《この記事は約 16 分で読めます(1分で600字計算)》 コロナ禍による図書館休館問題を受け、文化庁はいま著作権法第31条 図書館等での権利制限規定を見直す検討を進めています。「図書館の本、スマホで閲覧可能に」という報道に喜ぶ声や、出版関係者が「民業圧迫だ」と反発している報道もあります。実際のところ、いまどのような制度になっていて、どのように改正されようとしているのでしょうか? まだ報告書が確定していない段階ではありますが、現時点での状況について解説します。 デジタル化・ネットワーク化に対応できていなかった まず前提として、著作権法には「私的使用」「引用」「学校の授業」「非営利無償の貸与」など、著作権者に無断で利用できる権利制限規定がいくつもあります。そのうちの1つが、第31条「図書館等における複製等」です。 複写サービスはFAXやメールが違法 この図書館での権利制限規定は以前から、デジ

      「図書館の本、スマホで閲覧可能に」とは? ―― 図書館等での権利制限規定のデジタル化・ネットワーク化への対応が検討中 | HON.jp News Blog
    • COVID-19 : 多くの図書館が閉館しています  – カーリルのブログ

      Stay at home,Keep reading. 現在COVID-19の影響により、全国で多くの図書館が閉館しており、自由に本を読むことが難しい状況となっています。カーリルでは影響を把握するため網羅的な調査を実施しました。 (5月26日更新) カーリルの最新の取り組みは、「COVID-19 : これまでとこれから」に掲載しています。なお、この調査は現在、saveMLAKプロジェクトに引き継がれました。 調査概要 調査日時   2020年4月8日18時~2020年4月9日18時(約24時間) 調査方法   ウェブサイトの公開情報を集約(目視) 調査対象   カーリルの検索対象となっている全国の公立図書館・公民館図書室など 1409館 全国地方公共団体コード(令和元年5月1日現在)を使用しました図書館法に基づく図書館のカーリル対応率は94%ですが、この調査では公民館図書室などについても調査

      • COVID-19に向き合う

        令和6(2024)年能登半島地震及び同年4月17日に愛媛・高知で発生した地震について この度、地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。 また、それぞれの地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げ、一日も早く平穏な日々に戻る事をご祈念申し上げます。 日本図書館協会及び図書館災害対策委員会も微力ではありますが、支援を模索し、対応してまいります。 被災情報並びにお困り事がありましたら、メールにてご一報いただければ幸いです。 saigai★jla.or.jp (★を半角@に換えてください。) 「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」改定を受けて図書館の再開を検討するために 来館記録の収集は推奨しません。 では、どうすればよいのだろう 新型コロナウイルス感染症と図書館の対応-「図書館の自由」の観点から- 日本図書館協会の対応(お知らせより) 「新型コロナウイルス感染症対策の基

        • 能登半島地震「被災地に本を送らないで」 日本図書館協会が異例の呼びかけ…本が「ゴミ」になった大震災の教訓から(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース

          福井県立図書館がエックスに投稿した地震直後の写真( https://x.com/Fukui_Pref_Lib/status/1742413424527814800?s=20 ) 能登半島地震の被災地で、避難所に賞味期限の切れた食品が届けられるなど、「迷惑な支援物資」が問題となっている。 【画像】能登半島地震で被災した図書館 そんな中、公益社団法人「日本図書館協会」(JLA)は「緊急支援物資などで、被災地、特に避難所に直接、本を送ることはやめましょう」と呼びかけている。日本図書館協会が、一般を対象にこうした呼びかけをするのは初めて。 日本図書館協会によると、阪神・淡路大震災や東日本大震災では、被災地に本が送られたが、置き場所に困ったり、読書ニーズのミスマッチなどが起こり、廃棄せざるをえないケースもあったという。 日本図書館協会は1月11日、公式サイトで「被災した図書館へ支援を考えている皆様へ

            能登半島地震「被災地に本を送らないで」 日本図書館協会が異例の呼びかけ…本が「ゴミ」になった大震災の教訓から(弁護士ドットコムニュース) - Yahoo!ニュース
          • 持続可能な図書館の構築に向けて

            司書のおよそ3人に2人が非正規雇用であるという、恐ろしいデータだ。全国的に司書の待遇が悪化の一途を辿り、彼らの生活に大きな影響を与えている。SNSにより、彼らの苦しさが明らかになりつつある。 「司書の価値」という側面で見てみると、確かに低いように捉われがちである。実際、今でも「司書は暇で楽そう」「のんびりと生活できそう」なんて声はよく聞く。司書の需要は明らかに衰えつつあるようにも感じる。 司書は本と人の橋渡し役ではなく、情報と人との橋渡し役であり、情報社会の現代こそ最も必要とされる専門職業の一つであると筆者は考えている。しかし、残念ながら日本ではそれがまだまだ認知されていないし、司書がそのレベルに達しているかも微妙なところだろう。 では図書館は廃れていく一方なのかというと、そういうわけでもない。図書館の老朽化に伴う移転・リニューアル・新規開館が全国的に相次いでいるのだ。最近ではカフェが併設

              持続可能な図書館の構築に向けて
            • 令和6年能登半島地震による図書館等への影響(第1報)

              2024年1月1日午後4時10分、石川県能登地方を震源とするマグニチュード7.6(暫定値)の地震が発生しました。その影響により、石川県、新潟県、富山県、福井県内の図書館等が臨時休館するなどしています。 ※今後、情報を追加する場合があります。 〇公共図書館 【石川県】 1月4日(木曜日)臨時休館のお知らせ(石川県立図書館, 2024/1/1) https://www.library.pref.ishikawa.lg.jp/category/notice/4080.html @iskw_pref_lib(X, 2024/1/1) https://twitter.com/iskw_pref_lib/status/1741764954275856818 ※今般の地震に伴う設備点検のため、1月4日は臨時休館するとしています。二つ目のURLはXによる臨時休館のお知らせです。 休館のお知らせ(金沢市図書

                令和6年能登半島地震による図書館等への影響(第1報)
              • 再開の図書館 利用者名の記入どうする? | NHKニュース

                緊急事態宣言が解除されたあと各地の図書館が再開に動き出す中で、感染防止策の一環として利用者に名前や連絡先の記入を求めるかどうか、対応に苦慮しています。図書館の再開にあたっては、利用する人の入館記録があれば、館内で感染者が出た場合に接触者を特定するのに役立つ一方で、図書館は利用者のプライバシーを侵さないという前提があることから、各地の図書館で対応が分かれています。 このうち、1日から事前予約制で再開する東京都立中央図書館は、利用者が入館する際に、健康状態とともに名前と連絡先の記入を求めることを決めました。 棚田和也サービス部長は「コロナの第2波、第3波が言われている中で、利用される方々の安全を考えると、利用者の情報をいただくことはやむをえないと思っています」と話しています。 一方、今月19日に再開した長崎県立の「ミライon図書館」は、県内で感染者数が増えていないことや、利用者全員に目的や理由

                  再開の図書館 利用者名の記入どうする? | NHKニュース
                • COVID-19 : これまでとこれから – カーリルのブログ

                  世界的なパンデミックはまだ収束していませんが、生活を維持するために、あるいは政治的、経済的な観点から、図書館のサービス再開が始まっています。緊急事態宣言が発令され、全国の公立図書館の92パーセントが休館しました。5月21日にsaveMLAKプロジェクトが実施した調査では休館率は47パーセントに減少し、半数以上の図書館がサービスを再開しています。ただし、感染リスクは継続しており、引き続き命を守るための対策が必要です。 私たちにできること このセクションでは、一般的な感染症対策に加えて、カーリルのユーザーにお願いしたいこと。つまり、図書館のユーザーが工夫できることをまとめました。この情報は、更新内容を明記して随時更新します。有効な対策のアイデアは @caliljp までお寄せください。 本を読むまえ、読んだあとに手洗いをする 手洗いの慣行は、感染症対策に効果的です。図書館においては「書籍消毒機

                  • #saveMLAK 都道府県立図書館の施設再開と資料の消毒問題

                    岡本真 原則 #saveMLAK & @LRGjp PRのみに使用 @arg #saveMLAK 都道府県立図書館の施設再開と資料の消毒問題#01。某筋からご相談があったので自分なりの考えをまとめました。なお、あくまで一つの考え方ですので、スタンダードと受け止めないでください。岡本個人の考えです。 岡本真 原則 #saveMLAK & @LRGjp PRのみに使用 @arg #saveMLAK 都道府県立図書館の施設再開と資料の消毒問題#02。まずは @chebsat さんの公共図書館を使う人と公共図書館で働く人のウイルス感染症対策をライブラリアンなりに考えてみた slideshare.net/satomikojima75… を参考にしましょう。ただし、作成者による注意喚起には十分に配慮を。 岡本真 原則 #saveMLAK & @LRGjp PRのみに使用 @arg #saveMLAK

                      #saveMLAK 都道府県立図書館の施設再開と資料の消毒問題
                    • 公共図書館を使う人と公共図書館で働く人のウイルス感染症対策をライブラリアンなりに考えてみた

                      日本では新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大防止のため、非常事態宣言が発令され、多くの公共図書館が休館することとなりました。さらに、宣言延長時には「感染防止措置を講じた上で開館してもよいのでは」ということになりました。ただし、具体的な方策は示されていません。このスライドは、これから開館することを決めていたり、開館して日々悩み考え続けていたりする公共図書館の人たち、公共図書館が開いたら使いたいけど不安もある、という人たちのことを思いながら作りました。本件に関連したリソースが充実しているsaveMLAKのサイト(https://savemlak.jp/wiki/COVID-19)も、ぜひご活用ください。Read less

                        公共図書館を使う人と公共図書館で働く人のウイルス感染症対策をライブラリアンなりに考えてみた
                      • #図書館 のことを気にかける市民の方々へ #saveMLAK

                        岡本真 原則 #saveMLAK & @LRGjp PRのみに使用 @arg 図書館のことを気にかける市民の方々へ。東日本大震災以降、 #saveMLAK savemlak.jp という取り組みをしている者です。図書館の被災について少しばかり説明しておきます。まずは本棚からの本の落下について。 本が落下・散乱している図書館もあれば、そうでない図書館もあります。(続 岡本真 原則 #saveMLAK & @LRGjp PRのみに使用 @arg 図書館のことを気にかける市民の方々へ(2) 本の落下の有無・程度は1)施設構造(耐震、免震等)、2)棚の仕組み(免震機能や落下防止バーの有無等)、3)揺れの方向等、複合的な要因に左右されます。そして、落下すること=悪いことではありません(続 #saveMLAK savemlak.jp

                          #図書館 のことを気にかける市民の方々へ #saveMLAK
                        • 2021年出版関連の動向予想 | HON.jp News Blog

                          《この記事は約 23 分で読めます(1分で600字計算)》 新年あけましておめでとうございます。 2021年も HON.jp News Blog をどうぞよろしくお願いいたします。 毎年恒例、編集長 鷹野凌による出版関連の動向予想です。 2020年の予想と検証 2020年正月の予想は、以下の5つでした。自己採点の結果を右端に付けておきます。 出版社系ウェブメディアの逆襲 → ○ 書き手争奪競争の激化 → ○ マンガの輸出入がより活発に → ○ 児童生徒向けの電書供給が本格化 → △ 音声コンテンツ市場の拡大 → ○ コロナ禍という想定外の事態が起こったわりに、おおむね予想通りでした。いつも先読みし過ぎているので、むしろコロナ禍を受け世の中の変化が加速したことにより、正答率が上がったのかもしれません。唯一「△」を付けた「児童生徒向けの電書供給」は、2020年の時点で「本格化」まではちょっと言

                            2021年出版関連の動向予想 | HON.jp News Blog
                          • COVID-19

                            COVID-19について、考えていること、取り組みたいこと、取り組んでいること、諸々悩み相談等、自由に書き込みましょう! MLAK各機関の対応状況を記録したい。 なかのひとの悩み事を折にふれて内々に相談したい saveMLAKでの取り組み 本ページCOVID-19の編集 covid-19-survey:あなたのまちの図書館の開閉館状況をデータ化しよう 実際に行われている取り組みの事例集 <記入フォーマット(案)> 機関名 - 取り組み内容(YYYYMMDD) とすると見やすいかと思います。 Museum(博物館・美術館等) 日本科学未来館 Q&A「新しい感染症との向き合い方 わかんないよね 新型コロナ」 (202003から) risk≠0だから 自らが思考し立案・実施するための 再開館に向けた COVID-19 対策ガイドライン Ver.1 20200416、Ver.2 20200526

                            • NII退職しました

                              よくある退職エントリ 今月末で約10年間勤めた(共)情報・システム研究機構 国立情報学研究所 (以下、NII)を退職することになりました。個人的にはやっと2019年13月が終わったという気分です。私がNIIで最後に所属したオープンサイエンス基盤研究センターでは毎月おやつセッションというのが行われているのですが、先月のおやつセッションクリスマススペシャルで、”NII時代(30代)総集編”というプチ最終講義的な何かをしました。過去の発表スライド (SlideShare, SpeakerDeck, FigShare )から内容抜粋して作ってみたらこの10年本当にいろんなことをしたなと感慨深かったので、それをベースに退職ブログを書くことにしました。 こういうことしようとすると脱線するのが世の常で、手始めにいい加減WordPressから脱却したいと常々思っていたので、以前から準備はしていたJekyl

                                NII退職しました
                              • saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/12/20)」の結果を発表

                                  saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/12/20)」の結果を発表
                                • 図書館再開 名前書いてもらう?|NHK 首都圏のニュース

                                  緊急事態宣言が解除されたあと、各地の図書館が再開に動き出す中で、感染防止策の一環として利用者に名前や連絡先の記入を求めるかどうか、対応に苦慮しています。 図書館の再開にあたっては、利用する人の入館記録があれば、館内で感染者が出た場合に接触者を特定するのに役立つ一方で、図書館は利用者のプライバシーを侵さないという前提があることから、各地の図書館で対応が分かれています。 このうち、6月1日から事前予約制で再開する東京都立中央図書館は、利用者が入館する際に、健康状態とともに名前と連絡先の記入を求めることを決めました。 棚田和也サービス部長は「コロナの第2波、第3波が言われている中で、利用される方々の安全を考えると、利用者の情報をいただくことはやむをえないと思っています」と話しています。 一方、今月19日に再開した長崎県立の「ミライon図書館」は、県内で感染者数が増えていないことや、利用者全員に目

                                    図書館再開 名前書いてもらう?|NHK 首都圏のニュース
                                  • E2283 – 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査

                                    現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査 saveMLAK COVID-19libdataチーム ●カーリルからsaveMLAKへ saveMLAKは,2011年の東日本大震災をきっかけに,被災したMLAK(美術館・博物館,図書館,公文書館,公民館)の情報を集約し,ウェブサイトでの公開を行っている。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)感染拡大に伴い,2020年4月7日に,政府による一部都府県を対象とした緊急事態宣言が発出された。その直後である4月9日,株式会社カーリルによる全国の図書館休館調査の結果が発表された。この結果を受け,4月12日,saveMLAK有志の打ち合わせにてCOVID-19に関する取り組みが検討された。 COVID-19は地震等の自然災害とは異なるが,多くの図書館が休館することとなった。現状を記録するために,全国の図書館の状況のスナップショッ

                                      E2283 – 現在(いま)をアーカイブする:COVID-19図書館動向調査
                                    • saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/03/07)」の結果を発表

                                        saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/03/07)」の結果を発表
                                      • プレス/20210825

                                        前回調査からの動き 2021年7月1日(木)から、西日本から東北地方の広い範囲で大雨の影響による 地すべりや川の氾濫が発生しました[1]。 2021年8月14日(土)から西日本から東海地方に大雨が降り、 地すべりや川の氾濫が発生しました[2]。 西宮市立図書館(兵庫県)では、前線による大雨の影響により、風水害・土砂災害等が発生するおそれがあることから、2021年8月14日(土)より19日(木)まで臨時休館していました。現在は、開館していますが、この影響により貸出期限の延長等の対応を行いました。 また、西宮市では、「台風・地震等の災害に発生時の図書館の運営について」として、風水害(台風、大雨・土砂災害)、洪水の場合と地震、津波の場合に分けて臨時休館などの基準を表で示しています。 出雲市立海辺の多伎図書館(島根県)では、2021年8月19日(金)より、国道9号路面変状による水道管の破損のため、

                                        • saveMLAK、公共図書館でのデジタルアーカイブ公開状況の調査結果を公表

                                          2022年7月16日、saveMLAKが、「公共図書館でのデジタルアーカイブ公開状況の調査(2022/07/09)」を公表したことを発表しました。 7月1日から7月9日に実施された「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2022/07/09)」の付帯調査として実施されたものであり、調査対象の1738館中、276館(15.8%)でデジタルアーカイブを公開していることがわかったとしています。この調査におけるデジタルアーカイブとは、「何らかのデジタルコンテンツを公開しているもの」で、図書館内限定で公開・利用のアーカイブも含むものとしています。 調査データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。 saveMLAK:プレス(saveMLAK) https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3

                                            saveMLAK、公共図書館でのデジタルアーカイブ公開状況の調査結果を公表
                                          • コロナと図書館、アマビエ騒動が教えてくれた価値 閉館率は一時9割

                                            新型コロナウイルスの影響を受け、全国の図書館は一時92%が閉館した――。2011年の東日本大震災後、被災地などの図書館・美術館・公民館の情報をまとめているプロジェクト「saveMLAK」(岡本真代表)は、新型コロナウイルスの影響を受けた図書館の閉館率などを調査しています。岡本さんは、「数字を記録することで今後の政策などに反映してもらいたい」と話し、コロナ禍で利用者が図書館に来館できない現状と向き合うことが、「知的のインフラ」としての図書館の役割を再構築するチャンスだと提言します。 緊急事態宣言発令後、閉館率は92%に 「saveMLAK」は、東日本大震災後に発足したプロジェクトで、2011年3月以降の大規模災害時(2016年の熊本地震など)には、災害が起きた地域での被災施設や、支援情報などを集約しホームページ上で発信し続けてきました。 今回実施したコロナ禍での図書館の動向調査は、現役の図書

                                              コロナと図書館、アマビエ騒動が教えてくれた価値 閉館率は一時9割
                                            • saveMLAK、全国の図書館による新型コロナウイルス感染症への対応に関する調査“covid-19-survey”の結果を公表

                                                saveMLAK、全国の図書館による新型コロナウイルス感染症への対応に関する調査“covid-19-survey”の結果を公表
                                              • 【2020.5.11】図書館の計画的再開と当面限定開館についての要望書 – 横浜の図書館の発展を願う会

                                                2020年5月11日 横浜市教育長 様 横浜市中央図書館長 様 横浜の図書館の発展を願う会 代 表   溝井 正美 図書館の計画的再開と当面限定開館についての要望書 貴下におかれましては、新型コロナウイルス感染症拡大阻止の取り組みに日夜ご奮闘されていることと存じます。皆様方のご尽力に感謝いたします。 横浜の図書館の充実・発展を願い活動している団体である本会は、市民の知る自由を保障する図書館の機能が長く停止されている事態を大変憂慮しています。 つきましては、以下2点要望いたします。 【要望事項】 1.   職員・利用者の安心・安全に最大限配慮しつつ、図書館の利用再開に向けて計画をすすめること。 2.   当面、予約図書の受付・貸出・返却をできるだけ早期に実施すること。 【説明】 今日、多くの施設や商店などが閉鎖され、人の集まりがなかなか難しく、外出自粛が求められ、閉塞状態の中で生活することを

                                                • キハラ株式会社、アンケート「新型コロナウイルスによる業務影響について」の結果を公開

                                                  2020年6月1日、キハラ株式会社が、アンケート「新型コロナウイルスによる業務影響について」の結果を公開しました。 同アンケートは、4月24日から5月15日にかけて、同社のウェブページ上で実施されたもので、図書館関係者を中心に371件の回答が寄せられました。 集計結果によると、アンケート実施時点で行っている業務としては「資料整理・本の修繕」が多く、困っている業務としては「除菌・抗菌対策」や「情報収集・発信」の回答が多くなっています。また、新型コロナウイルス感染症の影響で新たに行った業務やサービスについて、除菌、新型コロナウイルス感染症関連情報をはじめとした掲示、電子図書館の導入等をはじめとした貸出・レファレンス・資料に関する業務、座席数削減等ソーシャルディスタンシングの取組、動画配信や特設ページ等の情報発信・収集、利用者の制限等の館内利用に関する取組の具体例が挙げられています。 アンケート

                                                    キハラ株式会社、アンケート「新型コロナウイルスによる業務影響について」の結果を公開
                                                  • CA1997 – 図書館に求められる水害への備え / 加藤孔敬,川島 宏

                                                    図書館に求められる水害への備え 日本図書館協会図書館災害対策委員会:加藤孔敬(かとうよしたか),川島   宏(かわしまひろし) はじめに 自然災害が多発化し激甚化している。特に豪雨や台風等による記録的降雨は、洪水被害・土砂災害等を発生させ、図書館も浸水被害を受けている。筆者らは図書館関係者の防災意識向上と被災図書館の間接・直接の支援を行う日本図書館協会(JLA)図書館災害対策委員会(1)の委員であり、訪問調査も行う場合がある。複数の館を訪問した平成30年7月豪雨(西日本豪雨;E2056参照)では、5館で資料が水損し、合計約18.6万冊の資料を失った。さらに令和元年東日本台風(台風第19号;E2208参照)では、公共図書館108施設で浸水や雨漏り被害があった。 『カレントアウェアネス』では、これまで資料の水損対応に関する記事を掲載してきた(CA1891、CA1926参照)。これらの記事は事後

                                                      CA1997 – 図書館に求められる水害への備え / 加藤孔敬,川島 宏
                                                    • 第0回会議 Day1:2020年5月3日

                                                      1日目(2020年5月3日) 14:25~14:50 オープニングトーク【岡本真】 今回の新型コロナウイルス感染症の拡大で、図書館は「リアル施設」が使えないとほぼ機能不全ということが如実になった。しかし、実際にはリアルな施設のみでサービスが行われているわけではない。改めて今図書館像が問われていて、これからどうするか考えるチャンス。 日本では1950年に社会的諸制度がそろった。2050年は1950年の図書館法制定から100年、この会議は2050年を目指したい。振り返ったときに、ここに大きな転換点があったと言えるような話し合いになればいいと思っている。 14:50~15:17 ターン#1.「図書館」(仮称)のデジタル化・ウェブ化・オープン化をどのように進めていくか【進行:岡本真】 問題提起 「図書館」(仮称)のデジタル化・ウェブ化・オープン化をどのように進めていくか。 いわゆる図書館に限らない

                                                        第0回会議 Day1:2020年5月3日
                                                      • CA2021 – 動向レビュー:公共図書館によるYouTubeを用いた動画の公開 / 水沼友宏

                                                        公共図書館によるYouTubeを用いた動画の公開 桃山学院大学経営学部・水沼友宏(みずぬまゆひろ) 1. はじめに 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、図書館は様々なサービスの停止・縮小を余儀なくされた。このような中、非来館者にサービスを提供できる方法の一つとして、図書館による動画の公開が注目を集めた。国際図書館連盟(IFLA)のCOVID-19に関する情報共有ページ(1)や国立国会図書館(NDL)のレポート(2)でも、COVID-19への対応として図書館が動画を公開する事例が複数報告されており、2020年以降日本の公共図書館の動画の公開件数は急増している(3)。本稿は、こうした状況において動画の公開を検討する公共図書館の参考に資することを目的として、国内外の公共図書館によるYouTubeを用いた動画の公開(4)に焦点を当て、その動向を紹介するものである。 2.

                                                          CA2021 – 動向レビュー:公共図書館によるYouTubeを用いた動画の公開 / 水沼友宏
                                                        • E2343 – <失われた公演>を記録する:コロナ禍とエンパクの取組

                                                          <失われた公演>を記録する:コロナ禍とエンパクの取組 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館・後藤隆基(ごとうりゅうき) 演劇・映像文化の研究機関であり,博物館でもある早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(エンパク)では,2020年4月以来,新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のために中止や延期を余儀なくされた舞台公演の調査と資料収集を行い,10月7日からはオンライン展示を開催している。未曾有のパンデミックをアーカイブする様々な取組が各地で行われているが(E2282,E2283,E2321参照),当館の取組は,演劇という視座から<現在>を歴史化すること,2020年に上演が叶わなかった公演を,関係者個々の<記憶>だけでなく,公の<記録>として集積し,後世に伝えることを企図したものである。 演劇は,実際に上演されなければ,そのとき,その作品が<表現>されたことにならない。コロナ禍による公演の中止・延期

                                                            E2343 – <失われた公演>を記録する:コロナ禍とエンパクの取組
                                                          • E2289 – Code4Lib JAPANカンファレンス2020,オンラインにて開催

                                                            Code4Lib JAPANカンファレンス2020,オンラインにて開催 物質・材料研究機構・田辺浩介(たなべこうすけ) 2020年6月20日から21日にかけて,Code4Lib JAPANカンファレンス2020が開催された。8回目の開催(E2198ほか参照)となる本カンファレンスは,当初は愛知大学(愛知県豊橋市)で開催される予定であったが,新型コロナウイルス感染症の影響により現地開催を行わず,オンライン会議システムZoomを用いた開催となった。カンファレンスには過去最高となる148人の参加があり,例年以上の活発な議論や質疑応答が行われた。筆者は本カンファレンスに実行委員として参加しており,カンファレンスの発表に加えて,オンライン開催という運営面の話題においても本報告で触れたい。 基調講演は2件設定され,1日目は橋本雄太氏(国立歴史民俗博物館),2日目は岡田美智男氏(豊橋技術科学大学)によっ

                                                              E2289 – Code4Lib JAPANカンファレンス2020,オンラインにて開催
                                                            • 美術への緊急対策要請

                                                              齋藤恵太(現代美術家)、内間直子(ESM Okinawa代表、Art Initiative Okinawa事務局長、アートマネージャー)、百瀬 文(アーティスト)、青山真也(映像制作)、稲垣立男(アーティスト・法政大学国際文化学部教授)、地主 麻衣子(アーティスト)、坂本夏海(アーティスト)、村上華子(アーティスト)、白川昌生(美術作家)、居原田 遥(キュレーター/東京藝術大学特任助手)、木暮伸也(写真家、美術家)、大洲大作(美術家)、三野 新(写真家・舞台作家・ニカサン主宰)、スプリー・ティトゥス(琉球大学 准教授)、田中良佑(アーティスト)、佐藤未来(アーティスト)、山城大督(美術家・映像作家)、福島夏子(美術手帖)、上竹 真菜美(アーティスト)、丹羽良徳(アーティスト)、武谷大介(アーティスト)、大久保 如彌(Artist)、abirdwhale Kakinoki Masato(アー

                                                                美術への緊急対策要請
                                                              • saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/06)」の結果を発表

                                                                  saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2020/05/06)」の結果を発表
                                                                • saveMLAK、「COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2020/07/04)」の結果を発表

                                                                    saveMLAK、「COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2020/07/04)」の結果を発表
                                                                  • プレス/20200622

                                                                    saveMLAKでは、COVID-19の影響による図書館の動向を迅速に把握するため、全国規模の網羅的な調査を実施しています。6月18日(木)から20日(土)にかけて実施した第8回目の調査結果を発表します。 調査の概要 調査日時 2020年6月18日(木)9時~2020年6月20日(土)23時(約62時間) 調査方法 ウェブサイトの公開情報を集約(目視) 調査対象 全国の公共図書館・公民館図書室等、1718館(前回1715館) 調査主体 saveMLAK COVID-19libdataチーム 調査参加者26人(有志) 調査条件 全国地方公共団体コード(令和元年5月1日現在)を使用しました 図書館法に基づく図書館以外に、公民館図書室についても調査対象としました(図書館と表記した場合も図書室が含まれます) 調査中にも随時新しい発表があるため、情報は確認時点のものです この調査では便宜上、図書館の

                                                                    • 「災害への『しなやかな強さ』を持つMLAK機関をつくる」

                                                                      NEW! 【ウェブサイト一時停止のお知らせ】saveMLAKのウェブサイトはメンテナンスのため、2024年8月4日(日)13時〜17時の間、一時停止します。 NEW!【2024年(令和6年)能登半島地震】ページを新設、情報追加求む NEW!【みんなで育てる図書館災害救急BOX】みんなで育てる災害に備えるための知見・経験集(=救急BOX) NEW! 「saveMLAK報告会2024 ~社会教育・文化施設の救援・復興支援~」を2024年6月23日(日)に開催します。 Editathon-博物館基本情報更新2023を2023年3月11日から開催しています。一緒に施設ページを編集しましょう。 図書館総合展2023 saveMLAK プロジェクト企画を2023年11月6日(月)に開催しました。 【運営全般のお知らせ】2024年7月23日(火):第159回saveMLAK MeetUp / ニュースレ

                                                                      • E2436 – Code4Lib JAPANカンファレンス2021,オンラインにて開催

                                                                        Code4Lib JAPANカンファレンス2021,オンラインにて開催 東京農業大学学術情報課程・村上篤太郎(むらかみとくたろう) 2021年9月11日から12日にかけて,Code4Lib JAPANカンファレンス2021が開催された。9回目となる本カンファレンスは2020年(E2289参照)に引き続いて,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によりオンライン会議システムZoomを用いた開催となった。参加者は,過去最高の155人(Slack登録ベース)であった。参加者が事前に登録をすることになっていたSlackの2021confチャンネルでは,終始活発な投稿が行われた。本稿では,筆者が関心を持った発表について一部紹介し,報告としたい。 プレカンファレンスの一つである吉本龍司氏(株式会社カーリル)・田辺浩介氏(物質材料研究機構)による「無料で蔵書目録を作ってみよう」には,36人が

                                                                          E2436 – Code4Lib JAPANカンファレンス2021,オンラインにて開催
                                                                        • covid-19-survey

                                                                          NEW! 【ウェブサイト一時停止のお知らせ】saveMLAKのウェブサイトはメンテナンスのため、2024年8月4日(日)13時〜17時の間、一時停止します。 NEW!【2024年(令和6年)能登半島地震】ページを新設、情報追加求む NEW!【みんなで育てる図書館災害救急BOX】みんなで育てる災害に備えるための知見・経験集(=救急BOX) NEW! 「saveMLAK報告会2024 ~社会教育・文化施設の救援・復興支援~」を2024年6月23日(日)に開催します。 Editathon-博物館基本情報更新2023を2023年3月11日から開催しています。一緒に施設ページを編集しましょう。 図書館総合展2023 saveMLAK プロジェクト企画を2023年11月6日(月)に開催しました。 【運営全般のお知らせ】2024年7月23日(火):第159回saveMLAK MeetUp / ニュースレ

                                                                            covid-19-survey
                                                                          • saveMLAK、「COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2021/02/01)」の結果を発表

                                                                              saveMLAK、「COVID-19の影響による専門図書館の動向調査(2021/02/01)」の結果を発表
                                                                            • saveMLAK、「公共図書館でのSNS活用状況の調査(YouTube編)」を公開

                                                                              2021年7月21日、saveMLAKが、「公共図書館でのSNS活用状況の調査(YouTube編)」を公開しました。 同調査は、非来館サービスとしてのSNS活用状況を可視化するため、6月25日から6月28日にかけて行われた「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/06/28)」の付帯調査として実施されました。 調査対象の全国の公共図書館・公民館図書室等1,729館中、72館がYouTubeでの情報発信を行っていると述べられています(図書館名ではなく、図書館のウェブサイトにリンクされている自治体名でのチャンネルも含む)。 調査データは、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC0で公開され、saveMLAKのウェブページからダウンロードできます。 saveMLAK:プレス(saveMLAK) https://savemlak.jp/wiki/saveMLAK:%E3%83%9

                                                                                saveMLAK、「公共図書館でのSNS活用状況の調査(YouTube編)」を公開
                                                                              • プレス/20200507

                                                                                調査概要 調査日時 2020年5月5日(火)9時~2020年5月6日(水)16時(約31時間) 調査方法 ウェブサイトの公開情報を集約(目視) 調査対象 全国の公共図書館・公民館図書室等、1692館(前回1626館、66館増加) 調査主体 saveMLAK COVID-19libdataチーム 調査参加者38人 (有志) 調査条件 全国地方公共団体コード(令和元年5月1日現在)を使用しました 図書館法に基づく図書館以外に、公民館図書室についても調査対象としました(図書館と表記した場合も図書室が含まれます) 調査中にも随時新しい発表があるため、情報は確認時点のものです この調査では便宜上、図書館の数を設置主体の自治体(基礎自治体と都道府県)ごとに1としています 休館は、開架エリアへの利用者の進入を許可しているかどうかを基準としました 休館スケジュールが中央館・本館、分館などによって異なる場合

                                                                                • saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/10/25)」の結果を発表

                                                                                    saveMLAK、「COVID-19の影響による図書館の動向調査(2021/10/25)」の結果を発表