今秋に米国で実施される中間選挙に向け、西部ワイオミング州で共和党の予備選挙が16日にあり、トランプ前大統領を批判してきたリズ・チェイニー下院議員が落選することが確実になった。主要米メディアが伝えた。トランプ氏が推薦する「刺客候補」のハリエット・ヘイグマン氏が当選を決め、共和党内でのトランプ氏の影響力を象徴する結果となった。 米CNNによると、開票率99%時点での得票率はヘイグマン氏が65・7%、チェイニー氏が29・5%と大差になっている。 チェイニー氏は同日夜、演説で敗北を認め、ヘイグマン氏側に連絡を入れたことを明かした。11月の中間選挙では、ヘイグマン氏が共和党を代表して下院選に出馬し、同州の民主党候補と争う。一方、チェイニー氏は議員の座を失うことが決まった。 チェイニー氏は演説で「当選…
