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大江健三郎に関するq52464のブックマーク (4)

  • 大江健三郎全小説 講談社 今日のおすすめ

    20位までの結果はこちらをご覧ください。 ■大江健三郎全小説 発表以来一度も書籍化されたことのなかった「政治少年死す」を含む入手困難な小説群を収録、さらに詳しい解説を付した全集決定版。 1957年に大学生として瞠目のデビューを果たして以来60年、その革新的なテーマと文体で常に現代日文学の最前線を走ってきた大江健三郎。 青年の苦悩、政治と性、共生、神なき祈り、魂の救済──ノーベル文学賞作家の文学の全貌を、わかりやすい解説を付して編集した全集決定版! 大江健三郎(おおえ・けんざぶろう) 1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科卒業。大学在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。同様に在学中の'58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、'64年『個人的な体験』で新潮文学賞、'67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、'73年『洪水

    大江健三郎全小説 講談社 今日のおすすめ
  • 「戦争の時代」の子供として生まれて 大江健三郎「死者の奢り」 - サラダ坊主日記

    優れた作家であればあるほど、その社会的な名声が広範囲に行き渡っていればいるほど、毀誉褒貶の振幅が劇しくなるのは作家に限らず、あらゆる分野の「著名人」に付き纏う通弊である。だが、作家の場合には、その生み出した作品がそもそも「鑑賞されるもの」であるがゆえに、そうした賛否両論の嵐は一層深刻なものとならざるを得ない。日人で二人目のノーベル文学賞作家として、或いは東大在学中に類稀な才能を発揮して易々と芥川賞を射止めて以来、長きに亘って日の文学界に多大な影響力を発揮し続けている小説家として、大江健三郎に関する評価は囂しいほどに優劣の両極へ揺れ動いている。それは彼の書くものが、その繊弱で学者的な経歴とは裏腹の「野蛮さ」を含んでいるからだろう。良くも悪くも彼は既成の価値観の枠組みに囚われることのない、特異な思想の持ち主であり、その著作物は決して社会的に、公共的に是認された思想の形式ばかりを表していると

    「戦争の時代」の子供として生まれて 大江健三郎「死者の奢り」 - サラダ坊主日記
  • 外部を持たない領域 大江健三郎「他人の足」 - サラダ坊主日記

    最近、再び読み始めたミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」について何か書こうと思ったのだが、巧く纏められないので別の書物を巡って雑文を草してみたいと思う。断章風の文章を積み重ねて織り成されるクンデラの小説は、分かり易いカタルシスや劇的なシナリオとは無縁で、作品の意図を掴むのが容易ではない。しかし、それでも読み出すと不思議にページを捲らされてしまうのが魅力と言えば魅力だろう。 「存在の耐えられない軽さ」は絶えず性愛の問題を巡って綴られているが、だからと言って性愛そのものを主題に据えたロマンティックな恋愛小説だと誤解し得るような余地はない。物語の進行、筋書きそのものの進行ではなく、小説としての構造的な進行は通り一遍の写実主義を排除していて、どんな描写にも観念的な省察や解説が絡まり、混入するのが、クンデラの文学的特徴だろう。彼は決して物語のシンフォニックな高まりを描こうとはしないし、滑らか

    外部を持たない領域 大江健三郎「他人の足」 - サラダ坊主日記
  • 大江健三郎|研究余録 ~全集目次総覧~

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