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2017年2月23日のブックマーク (7件)

  • 「近代文学」の論客・本多秋五の名古屋時代 - むらの幸福論

    多秋五の”落ち穂拾い”をはじめて三〇年になろうか。先達の評論家のような確たる研究は、力量不足でおよばない。名古屋タイムズでの新聞記者時代、いまは亡き木全円寿さん(同人雑誌『北斗』前主宰者)の「地元・挙母に残した多資料を探せ」との指導で、同級生らを尋ねあるくことに専念した。 一〇数人にあった。鬼籍に入られている小学時代の同級生、羽田倉三さんには親切にしてもらった。 「役に立てばもっていけ」といただいたのが、多先生が挙母にのこした唯一の仕事である『挙母文化』という雑誌である。いまのところ、後にも先にも挙母に残した”活字”はこれしか見たことがない。全集にも収録されているが、実物は多先生の手元にもなかったと聞く。 「文学は小人婦女子の業であるなど」と題された小品がそれである。昭和二四年一月二〇日、挙母文化発行所が発行元になっている。創刊号が出たきりで、続刊されなかった。 奥野健男さん流にい

    「近代文学」の論客・本多秋五の名古屋時代 - むらの幸福論
  • イチロー 負傷から一夜明け、「人の金で焼き肉が食べたい」Tシャツで登場 - スポニチ Sponichi Annex 野球

    イチロー 負傷から一夜明け、「人の金で焼き肉がべたい」Tシャツで登場

    イチロー 負傷から一夜明け、「人の金で焼き肉が食べたい」Tシャツで登場 - スポニチ Sponichi Annex 野球
    q52464
    q52464 2017/02/23
    このTシャツ欲しい。
  • 現役作家による贅沢な世界文学講義/池澤夏樹『世界文学を読みほどく』 - そのイヤホンを外させたい

    池澤夏樹『世界文学を読みほどく』が、めちゃくちゃ面白かったので感想を書く。 世界文学を読みほどく (新潮選書) 作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/01/15メディア: 単行購入: 3人 クリック: 62回この商品を含むブログ (55件) を見る 書はなにぶん大著なため長い間読むのを躊躇していたのですが、ここ最近生活面で苦戦が続き思いっきり現実逃避がしたくなって読みました。 書の元になったのは、池澤さんによる京都大学文学部での夏期特殊講義です。 夏休みの最後の一週間に連続して授業を行ったとのこと。贅沢過ぎる。学生うらやましい。 講義で取り上げられた作品は以下の通り。 スタンダール『パルムの僧院』 トルストイ『アンナ・カレーニナ』 ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 メルヴィル『白鯨』 ジョイス『ユリシーズ』 マン『魔の山』 フォークナー『アブサロム、ア

    現役作家による贅沢な世界文学講義/池澤夏樹『世界文学を読みほどく』 - そのイヤホンを外させたい
  • ナチスの理性は世界一? - 道徳的動物日記

    ナチスというと、その科学技術力が注目されることが多い。私は軍事は全然詳しくないのだが、V2ロケットとかいうすごいミサイルを開発したらしいというくらいのことは知っているし、フィクションの中では月面に基地を作ったり爆散した少佐をサイボーグ化させて復活させたりしている。 また、毒ガスを用いて大量の人間を殺害した強制収容所の印象はあまりにも強いし、優生学思想の徹底した実践の異常さも相まって、歴史上で他に虐殺や非道を行った国とは際立って違う何らかの特徴をナチスは持っている、というようなイメージを多くの人が抱いていると思う。啓蒙主義とか合理主義とか効率追及とか功利主義とかの諸々の近代的で西洋的な思想…あるいは、それら全ての背後にある「理性」が極まった先に生まれた怪物がナチスである、という議論は様々な論説やの中でも出てくるものだ。以前までは、私もなんとなくそのような認識を持っていた。 しかし、世間一般

    ナチスの理性は世界一? - 道徳的動物日記
  • シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話

    上杉周作シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話2017/02/22 貧困の連鎖を止めようとしたら、子どもの学力が下がりました。働き方から変えよう、地方から変えようとしたら、何も変わりませんでした。 自己紹介こんにちは。上杉周作と申します。教育について考えるのが好きな、シリコンバレー在住のエンジニアです。 88年生まれで、中学1年まで日で暮らし、それからはアメリカ在住です。カーネギーメロン大でコンピュータサイエンスを学び、AppleとFacebookでエンジニアインターンをし、その後シリコンバレーのベンチャーを転々とし、2012年9月よりシリコンバレーの教育ベンチャー・EdSurgeに就職しました。2017年1月にはNHK「クローズアップ現代+」の教育特集に「教育×IT」の専門家としてお呼びいただき、教育評論家の尾木ママさんと共演しました。 そしてこのたび、4年とすこし働

    シリコンバレーのエンジニアが語る、誰にも悪気はなかった話
    q52464
    q52464 2017/02/23
    ニューアークはこの10年でかなり良くなったよ。勿論教育関係は上手く行ってないのかも知れないが、投資した分確実に良い街になって来ている。
  • 人間本来無一物 - サラダ坊主日記

    車谷長吉の「赤目四十八瀧心中未遂」は、今まで読んだ中では屈指の精神的衝撃を、私の心に齎した異様な小説であった。作者の数奇な人生遍歴が彼方此方に投影されているらしいが、彼が「私小説」という文学的理念に強烈な執着を示すことで知られた作家だからと言って、事実と虚構の境目を厳密に確定しようなどと試みるのは無益な企みであるだろう。 この小説の全篇を貫く「苦界」の感触は、物語の世界に異様な迫力を附与する根源的な活力となっているが、一見すると「地獄巡り」のように感じられる「私」の彷徨が、単なるゴシップめいた興味を掻き立てるだけならば、「赤目四十八瀧心中未遂」は畢生の傑作にまでは昇華し得なかっただろう。車谷には「贋世捨人」という作品もあったように記憶するが(生憎、私は未読である)、これは彼の文業を支配する中心的な観念に与えられるべき名称としては最適のものである。彼は「無一物」の境涯に異様な憧憬を懐きながら

    人間本来無一物 - サラダ坊主日記
  • 文質彬彬(ぶんしつひんぴん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は文質彬彬(ぶんしつひんぴん)です。 ヒトの中身と見た目の調和が取れていること。 なんか、余計なお世話感を感じるんだけど。調和ってなによ。 ヒトは、見た目ばかりだと、軽く見えるし、中身のみで、見た目を全く気にしないと、やぼったく見える、調和が大切ってことです。 じゃあ、にわとりさんみたいに、トサカがステキなダンディーは、中身も超充実しなさい、ってこと? え?!あ~、そういうことじゃなくて、見た目は、服装や礼儀正しさのことです。 あー、見た目って、イケメンとか美人ってことじゃないのね。この言葉は、質の意味は、中身ってことは判るけど、他はどういうこと? 彬彬は、調和が取れていることで、彬は、彬(あき)らか、とも読みます。 文は、文(かざ)る、とも読みます。文様(もんよう)なんて言葉もありますね。 模様(もよう)と、文様、何がちがうの? イロイロ説があるようですが、英語なら同じPattern

    文質彬彬(ぶんしつひんぴん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」