香川県警は14日、香川県さぬき市、松沢医院院長の松沢雄二容疑者(35)を児童ポルノ禁止法違反(わいせつ図画所持)の疑いで逮捕した。調べに対し、松沢容疑者は容疑を認めているという。 香川県警によると、松沢容疑者は先月28日、所持していたカバンを電車内に置き忘れたため、市内の交番に遺失物届けを提出。その後今月14日になって、容疑者のものと見られるカバンが県警に届いたことから、本人立ち合いのもとでカバンの中身を確認したところ、中から胎児の超音波写真や受精卵の写真など計83枚が発見されたため、児童ポルノ禁止法違反容疑でその場で逮捕した。調べに対し、容疑者は「出産前の子供の写真まで規制の範囲とは知らなかった」と話しているという。 04年に改正された児童ポルノ禁止法では、18歳未満の児童・青少年のわいせつ写真などの所持を禁止しており、今回の容疑に当たる胎児や受精卵の写真も、18歳未満として規制の対象に