この図は本稿の筆者、山崎政輝と山岸孝久が実際に作成し、新組織の設置を提案する際にも利用したものである。 我々2人はAGCアメニテックという旭硝子ガラスカンパニーの情報システム子会社で、プロジェクト管理室の室長と副室長を務めている。プロジェクト管理室は我々が提案し、社長決裁により発足した組織だ。 2人は2011年7月から12月にかけて、『ITリーダー養成180日実践塾』という能力養成プログラムに参加し、そこで職場の問題に対する解決策をまとめ、社内に提案し、2011年12月にプロジェクト管理室を発足することができた。 プロジェクト管理室の現状や『ITリーダー養成180日実践塾』に参加した経緯は、前回(『積年のテーマに道筋を付けて帰ってこい』)書いた通りである。今回は問題解決に至る活動を報告する。 WHYツリーで問題の原因を探る 当社が抱えていた根本原因は前々から把握していたことだったが、あらた
楽天→途上国支援ベンチャー「会社に行けず、泣いて自分を責めた」 NEW キャリア 2024.07.29
しばらくコラムをお休みしていたが、前回までのお話は「起承転結」で言えば、「起・承」だった。今回は「転」で転がしてみたい。というのも、昨年11月は仕事と休暇を兼ねてほとんど海外で過ごし(シンガポール、カイロ、北京)、久しぶりにペースを変えて節目的な思考を試みたので、そのささやかな成果を皆さんにご紹介したい。 さて、このコラムではグローバル人材になるために有効そうなハウツー(How To)の話をしてきた。今回は、その話の前提においてある種の変化が起きていることについてお話しする。 前提の変化とは、世界の潮目の変化のようなものであり、そこがよく見えてきて体感できるようになれば、そういう前提条件の中で使うハウツーにも貴重なガイドとなるだろう。私もまだ手探り状態だが、この前提条件の変化とその変化がハウツーに及ぼす影響について書いてみたい。 変化は3つの言葉で象徴される。「Open Talent Ec
仕事柄、毎日のように永田町や霞が関の官庁街を徘徊している。 「菅さんはいつ、辞めるの?」「いや、全然辞める気ないだろう」。 今や、菅直人首相がいつまで粘るかの予想が挨拶代りとなっている。 「市民活動家出身の菅さんは組織運営の経験に乏しいし、首相は何でもできると妄信している。何で、あんな人を首相にしてしまったのか」。こんな話をする民主党議員は多い。 「でも、選んだのは、あなた達では?」と突っ込むと、ほとんどの議員は「あそこまでひどいとは知らなかった」と呻くか、口ごもってしまうかのどちらかだ。 「菅さんが辞めさえすれば…」は本当か? いずれにせよ、与野党問わず政界や官界で菅首相を「この国のリーダー」として尊重し、盛り立てようとの空気は極めて薄い。「菅さんが辞めさえすれば、政治は動く」が合言葉のように語られている。 確かに、根回しもせず思いつきで政策を打ち上げたり、「延命」を優先して東日本大震災
期待に沿わない人材を抱える組織は数多くある。こういった組織のほとんどは残念なことに、彼らにどう対処していくべきかを理解していない。本記事では、リーダーシップコーチである筆者が、部下の意識を変革し、期待に沿う成果を上げられるようにするためのお気に入りのティップスを紹介している。 コーチであるMcKee氏へ。わたしは次のような問題を抱えている。チームメンバーの1人であるPaulがいつも、期待に沿う働きを見せてくれない。彼の仕事ぶりは求められている基準に達していないものの、彼は優秀な人材であり、今以上に能力を発揮できるはずだ。 この件について、彼とも話をしたが、何も変わらなかった。現実を直視し、彼には辞めてもらうべきなのだろうか?わたしたちの業界は小さいため、彼の後任となる人材を見つけるにはかなりの期間を要するかもしれない。彼のやる気を引き出すには、どうすればよいのだろうか。ケベック州シクーティ
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