関連トピックスマツダスポンジ袋が取り付けられた電気自動車。ぶつかった人も痛くないという=15日午前、広島市中区、小玉重隆撮影 【清宮涼】衝撃を吸収するスポンジ袋をボディーにした電気自動車(EV)が15日、発売された。開発した広島大学発のベンチャー企業・ヒューマニクス(広島市南区)が広島市内で発表会を開き、「何度ぶつけても車体が元に戻る」という性能をアピールした。 EVの名前は「iSAVE YOU(アイセーブユー)」。マツダOBの技術者らの協力を得て、ヒューマニクスと県内の中小企業が約4年かけてつくった。 三輪で最高時速は50キロ。テント生地で作った袋にスポンジを詰め、車の前後左右を覆った。ぶつかっても衝撃が吸収されるため、時速が10キロ程度なら車体に影響はなく、搭乗者もけがをしない。1回の充電で約30キロ走行し、普通免許で公道を走れる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、