"ローバー"に乗るということは、流行を追ったり、周囲の意見や視線を気にしたり、皆と同じでいたいと思ったり、そういう考え方とは異なる生活観・価値観がベースとなっているということに気がつかなければなりません。高い信頼性、迅速な修理、安価なメンテナンス、なんていう常識的なサービスを要求する正しい日本人であるあなたは、間違ってもROVERなどという英国車に手を出してはいけません。しかし、あえてROVERを選ぼうとしているあなたは、きっと、多くの国産車のコストに縛られたデザインの凡庸さや、エレクトロニクスが目的化してしまった贅沢機能や、様式感が欠落したままの偽豪華内装に疑問を感じ、自らの感じるままに行動しようとしているのだと思います。実に、自らの感じるままに行動するということは、とても勇気のいることなのです。 ♪よりよきローバーライフのために♪ 「ROVER 75 オーナー心得」 2008.1.10