来年4月から高校で使われる新たな必修科目「情報1」や「公共」などの教科書の検定が、30日終了しました。今回の教科書では、精神疾患について40年ぶりに必ず扱われることになったほか、防災教育も充実されるなど、実践的な内容が多く盛り込まれています。 30日終了した今回の高校の教科書検定では、来年春から導入される新しい高校の学習指導要領での大幅な科目再編に伴い、新たに必修科目となった「情報1」や「公共」、それに「歴史総合」や「地理総合」などの教科書が合格しました。 全体的に生徒が主体的に考え、対話を通じて深める学びが特徴となって、実際の社会につながる内容が重視されています。 すべての生徒が学ぶ保健体育では、新しい指導要領で40年ぶりに精神疾患について必ず扱うようになったことに伴い、合格した3点の教科書いずれも運動や食事、それに睡眠の調和が取れた生活や、心身の不調に気付くことの重要性など、予防や回復