オードリー・ヘプバーンが『ローマの休日』の時に24歳。 われらがウルトラ特撮のシンデレラは『ウルトラマン』の時ですら17歳。 フジアキコ最初の本で、内容が面白いのは言わずもがな、 ここではちょっと別のことを――。 本の巻末に、当時の科学特捜隊の面々が集まって座談会が収録されてます。 もちろん、これも面白いです。続いて、桜井さんのあとがきが載ってます。当然です。 でも実は、この座談会とあとがきの間に、池田憲章の解説、というものが挿入されてます。 池田さんの文章ですから、しかも、この本の成立には大きく関与してますから、 解説、書いてもいいし、載せてもいいけど、桜井さんのあとがきの前に載ってるのは、 いかがなものかと思います。単純に、失礼だと思います(もちろん、桜井さんはそんなこと、言わないでしょうが)。 内容的にも、悪いことは書いてないけど、まあ、読者が当然感じることを、得々と 並べてるだけな
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