日本のH-IIA(H2A)ロケット最終号機となる50号機。三菱重工業(三菱重工)は9月25日、愛知・飛島村にある飛島工場において、50号機のコア機体を報道関係者向けに公開した。 H-IIA 50号機の第1段・第2段機体 50号機のコア機体は、「H-IIA最終号機完了記念」のパネルと共に公開された 同社が公開したのは、50号機の第1段・第2段機体。このコア機体の両サイドに、固体ロケットブースタ(SRB-A)2本を組み合わせる、「H2A202型」と呼ばれる形式で構成する。 第1段主エンジン 第2段エンジン 50号機は、第1段コア機体にSRB-A 2本を取り付ける「H2A202型」と呼ばれる形式で構成。ただし開発時点で「どの衛星が引き当てられても対応できるようにする」(三菱重工)ために、実はSRB-Aを4本取り付けられる“204仕様”で製造している。今回の機体公開でも、実際に4基分の結合部を装備