【ソウル聯合ニュース】韓国政府は3日、新型コロナウイルスのワクチン接種後の死亡例が初めて報告されたことに関し、調査を実施して接種との関連性を確認する方針だと明らかにした。 疾病管理庁によると、療養型病院に入院していた50代と60代の男性患者2人が英製薬大手アストラゼネカのワクチンの接種を受けた後、3日午前に死亡した。 同庁の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)庁長はこの日の会見で、死者が発生した自治体と共同で疫学調査を行い、接種との関連性を確認する計画だと述べた。 具体的には、ワクチンの製品自体の異常の有無を確認するために同一の製造番号のワクチンで接種を受けた人に副反応が出ていないかを調査するほか、接種方法に誤りがなかったかを確認するため、同じ医療機関内で接種を受けた人の副反応の有無も確認する。 また、どのような症状や検査所見があったのか、死亡に至った原因が他の要因で説明できるかなどを臨床的に調査