いすゞ自動車は28日、電気自動車(EV)の路線バス「エルガEV」を発売したと発表した。車内後部の段差をなくして床をフルフラットにし、高齢者などにも優しい設計にした。床がフルフラットの路線バスは国内初という。動力源となるリチウムイオンバッテリーは屋根上と車体後部床下の2カ所に配置した。EV化でエンジ
いすゞ自動車は28日、電気自動車(EV)の路線バス「エルガEV」を発売したと発表した。車内後部の段差をなくして床をフルフラットにし、高齢者などにも優しい設計にした。床がフルフラットの路線バスは国内初という。動力源となるリチウムイオンバッテリーは屋根上と車体後部床下の2カ所に配置した。EV化でエンジ
米国における電気自動車(EV)販売は年初から低調で、ブームが去ったと結論付けるのは容易に思えるかもしれない。1-3月(第1四半期)の販売台数は前年比ほぼ横ばいで、フォード・モーターは建設中のバッテリー工場での生産能力を大幅に縮小、テスラは世界で少なくとも10%の人員を削減する。ただこうした厳しい状況も、業界全体の一部を映しているに過ぎない。 フォード、計画中のバッテリー工場を縮小へ-EV需要低迷で テスラ社内に広がる疑心暗鬼、終わらぬ人員削減に「次は自分の番」 一部で減速の兆候が示される一方、EVがまだこれからの業界であり、次の成長期を目前に控えていることを示唆する兆候も見られる。実際、大半の自動車メーカーにとっては第1四半期でさえ非常に好調だった。米国でEVを販売する大手メーカー10社のうち6社は、販売台数が前年比で急増。現代自動車と起亜自動車は56%増、フォードは86%増えた。4月分に
排ガス出ず音も静かだから地下での作業にも向いているとか。 パートナー企業の電気自動車も一緒に配置 日立建機はこのたび、千葉県市川市に新たな研究拠点「ZERO EMISSION EV-LAB(ゼロ・エミッション・EVラボ)」を新設、その開所式を2024年5月27日(月)に行いました。 ここは、廃棄物ゼロを目指し持続可能な社会を実現する、いわゆる「ゼロ・エミッション化」を建設現場でも実現するために、ユーザーやパートナー企業などと協創する拠点として開設されています。 拡大画像 千葉県市川市に開設された日立建機の「ゼロ・エミッション・EVラボ」(乗りものニュース編集部撮影)。 約500坪(1654平方メートル)ある敷地はコミュニケーションエリアと、デモエリアに分かれており、前者では新たなソリューションを生み出すディスカッションの場として、後者は建設現場を再現することで電動資機材の運用研究やシミュレ
愛車を走らせつつ電気自動車関連の話題をレポートする連載の第19回。Honda eが1回目の車検を迎えました。3年間で走行距離は5万5000km強。気になるのはバッテリーの劣化度(SOH)です。車検時に測ってほしいと思っていたのですが……。 満充電からの航続距離表示は3年前より増えていた! EVに乗っていて、よく聞かれるのが「バッテリーって劣化するんでしょ?」という話。でも、私のHonda eは3年乗っても、とくにパワーや航続距離が減った印象はありません。満充電時に表示される航続可能距離は230〜240km。スマホを探してみると、満充電で216kmと表示されている約3年前の写真が出てきました。まさか増えていたとは(笑)。 とはいえこの数字、乗り方などによって変動するので、あくまで参考程度にしかなりません。オーナーとしては、もう少しきちんと知っておきたい。せっかく車検で預けるので、ディーラーに
時間貸駐車場を運営するパーク24と子会社のタイムズ24は5月29日、急速充電器などを製造・販売する東光高岳(東京都江東区)と共同で、EV充電サービス「aima CHARGE(あいまチャージ)」の実証試験を「タイムズパーキング」で7月8日から実施すると発表した。 「EV充電は、出かけた先で用事の合間に」がコンセプト。従来よりも出力の高い15kW(CHAdeMO規格)の充電器を導入する。料金は44円/kWh。 東京・渋谷区にある「タイムズ渋谷本町第24」から始め、商業施設などへも設置を進める。24年度中に10カ所程度に拡大する方針だ。 パーク24は、実証試験を通じて充電器の稼働状況や利用者の意見を分析、さらなるインフラ整備に役立てるとしている。 関連記事 テスラは日本で受け入れられるのか? オーナーズクラブ代表に聞く「これまでの10年」と「これから」 「iPhoneにタイヤをつけたようなクルマ
中国では毎日のように新型EVが登場しており、「見た目があまり変わらない」テスラは苦戦を強いられる さて、中国自動車工業協会(CAAM)の情報によると、テスラの上海工場では3月にモデルYが49,498台、4月には36,610台製造されたとのことですが、これは2023年同月比でそれぞれ17.7%と33%の大幅な減少となっており、さらにテスラは6月にかけてモデルYの生産を少なくとも20%削減する計画だという報道がなされることに。 この上海工場(ギガ上海)ではモデル3とモデルYを製造しており、テスラは今年最初の4か月間に上海工場で287,359台の車両を製造しています。 なお、興味深いことに、これは2023年の同時期より5%低い数字ではあるものの、モデル3の生産は逆に10%増加していて、これはモデル3が「フェイスリフトを行った」からだとも考えられます(そう思うとリフレッシュは重要である)。
スマートフォン事業で成功した中国シャオミの創業者で会長兼CEOのレイ・ジュンが、電気自動車業界でも世界的な成功を狙っている。レイが抱く野望とは。 中国版「スティーブ・ジョブズ」と呼ばれて 米アップル社を真似することから始まった中国のスマートフォンメーカー・シャオミが設立されてから10年と少し。創業者でCEO兼会長のレイ・ジュン(54)は、スマートフォンの分野でついにアップルをしのぐ存在にまで至った。 アップルは2024年、10年の歳月と数十億ドルの予算を費やした電気自動車(EV)開発プロジェクトをひっそりと凍結した。一方のシャオミは、今この瞬間も北京の工場でEV生産を進めている。 シャオミのCEO兼会長のレイは、そのマーケティングセンスと思いつきを次々に製品へと変えていくという特徴のためにスティーブ・ジョブズとも比べられ、中国では「レイ・ジョブズ」という愛称で呼ばれている。 レイの野望であ
(9時35分、プライム、コード7259)アイシンが続伸している。前日比135円(2.35%)高の5864円を付けた。27日に自動車部品のエクセディ(7278)との資本業務提携を解消すると発表した。アイシンはエクセディの発行済み株式の34.5%に当たる1623万400株を保有しているが、これを全て売却する。売却で得た資金は、電気自動車(EV)関連製品などの開発や株主還元に振り向ける。長期的に需要の
BEVの充電問題 EVについてニュースに上らない日がありません。単なるニュースにとどまらず、必ず賛否両論を伴っているところがEVの“存在としての新しさ”ゆえのことなのでしょう。 議論を伴う最大のものは、充電に関するものです。代表的なものを挙げてみましょう。 ・EVは自宅なり職場で夜中に充電するのが基本。そうすれば、毎朝、満充電の状態で出発することができる。出先での充電はあくまでも継ぎ足し。(集合住宅に住んでいる人のほとんどは自宅で充電できないので、EVは向いていない) ・日本の高速道路のサービスエリアや商業施設の駐車場などに用意されている急速充電器の数量も品質も、欧米や中国などに較べるとあまりにもお粗末。充電器の数自体が少ないし、充電性能も低い。(だから、急速充電器が欧米や中国なみに充実しなければEVは購入したくない) ・いくら“急速”充電器と言ったって、8割まで充電するのに数十分も要して
バッテリーEV「AFEELA」を開発中のソニー・ホンダモビリティ(以下、ソニー・ホンダ)において、ソニー側から同社をけん引するキーパーソンが川西泉氏だ。 川西氏はソニー・ホンダの社長兼COOを務めており、技術側のトップでもある。 ソニーグループは「モバイルからモビリティへ」というキーワードを掲げている。ロボットやバッテリーEVなど、「動き回るもの」がこれからの社会を担う、という発想だ。 ソニー・ホンダのAFEELAは、自動車としてのモビリティを体現する存在だ。ソニー・ホンダはどんなBEVを作ろうとしているのだろうか? 川西社長への単独インタビューでは、ジョイントベンチャーで挑む電気自動車をめぐる「キーワード」が見えてきた。 参考記事:ソニー・ホンダのEV「AFEELA」に鳴りはじめたカウントダウン。ホンダ出身・水野会長が語る「自動車業界の危機感」 狙うのは、AIBOやスマホのように「愛着を
ANAグループで空港の車両整備を担う会社が、EV化した特殊車両の“初号機”を公表しました。減価償却を済ませた古い車両を自社でレストア、EV化し、その価値を1千万倍以上に高めるという日本初の取り組みです。 対象車は1.4万台以上? まずは「ベルトローダー」電動化 ANAグループで、GSE(航空機地上支援車両)のメンテナンスを担う全日空モーターサービスが、航空機への貨物積み込みで使うベルトローダー・エンジン車を、自社EV化することに成功し、初号機”を公表しました。減価償却を終えた退役車両を電動化することで新たな価値を創造する国内航空業界初の取り組みです。 拡大画像 EVコンバージョンで蘇った電動ベルトローダー車。開発者自らが運転して充電に向かう(中島みなみ撮影)。 真新しく新車同然に見えるベルトローダー車を前に、全日空モーターサービスの辻村和利社長は、少しうれしそうでした。 「この車両、199
電子部品各社が、中国工場の高度化を加速している。成長が期待される電気自動車(EV)や新エネルギー関連市場などに照準を合わせた生産増強を推進するとともに、高品質化や生産性向上のための自動化・省人化を一段と強化している。 【関連写真】SMK東莞工場のリモコン組立自動機 ニチコンは宿遷工場(江蘇省宿遷市)の導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー、EV以外の電動車を含む「xEV」向けインバーター平滑用フィルムコンデンサーのグローバル供給能力を増強。xEV向けフィルムコンデンサーは、2025年度以降の需要拡大に備えて生産能力を倍増させている。 イリソ電子工業は、中国2番目の生産拠点として、「スマートファクトリー」をコンセプトに開設した南通工場(江蘇省南通市)で高度なモノづくりを展開。車載用のフレキシブル基板(FPC)コネクターなどを主に生産。24年からはZ可動フローティングコネクターも生産する。 S
種類別に見たバイオ燃料の普及課題、足元の本命となる燃料はどれなのか?:バイオ燃料の社会普及に向けた将来展望(1)(1/3 ページ) 主に運輸分野における脱炭素化の切り札として期待されている「バイオ燃料」。さまざまな種類が存在するバイオ燃料だが、その現状と展望はどのようなものなのか。国内外の状況から普及に向けた展望までを、全3回にわたって解説する。 2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、運輸に関わる分野では電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)の利用と並び、液体燃料の脱炭素化が進められようとしている。脱炭素に貢献し得る液体燃料はカーボンニュートラル燃料と呼ばれ、合成燃料(e-fuel)やバイオ燃料などが該当する。その中でも、バイオ燃料の一つであるバイオエタノールについては、既に技術的に確立された製造プロセスが存在しており、実際にアメリカやブラジルなどで商用化されていることは
共同発表会に登壇した左からスバルの大崎篤社長、トヨタの佐藤恒治社長、マツダの毛籠勝弘社長=東京都渋谷区で2024年5月28日午後1時23分、秋丸生帆撮影 トヨタ自動車、マツダ、SUBARU(スバル)の3社は28日、小型化や高効率化を通じて環境負荷を軽減する次世代エンジンの共同発表会を開いた。電気自動車(EV)市場の成長で進む「脱エンジン」の流れの中で、エンジンの改良を通じた地球温暖化対策をアピールする狙いがある。トヨタの佐藤恒治社長は「3社の『らしさ』を生かし、エンジンの可能性を追求していく」と話した。 トヨタは、水素や二酸化炭素(CO2)を化学反応させてつくる「e-fuel(イーフュエル)」や植物由来のバイオ燃料などにも対応できる次世代エンジンを公開した。排気量1・5リットルと2リットルの直列4気筒エンジンで、プラグインハイブリッド車(PHV)やハイブリッド車(HV)への搭載を想定する。
テスラの充電部門トップ、イーロン・マスクに逆らい部門ごと消される2024.05.28 21:3083,962 satomi 部門消滅、衝撃の舞台裏。 全米でEV急速充電設備の増設を進めるTesla(テスラ)のスーパーチャージャー部門が、4月30日いきなり消滅。担当社員500人全員がレイオフされ、EV業界に激震が走っています。 アメリカでは全車EV化の未来に向け、2030年までに全米50万カ所に充電網を拡大する計画が急ピッチで進行中です。最初は、政府主導の充電網との充電規格争いが懸念されたのですが、今は一番乗りで敷設を進めるTeslaの働きかけにほかの自動車メーカー各社が応じるかたちで、Teslaの充電規格に他社もそろえることで折り合いがついており、Teslaには、政府のインフラ整備の予算もある程度注ぎこまれています。 これからってときに、なぜ解散?ところが30日未明、Teslaは突然なんの
部門消滅、衝撃の舞台裏。 全米でEV急速充電設備の増設を進めるTesla(テスラ)のスーパーチャージャー部門が、4月30日いきなり消滅。担当社員500人全員がレイオフされ、EV業界に激震が走っています。 アメリカでは全車EV化の未来に向け、2030年までに全米50万カ所に充電網を拡大する計画が急ピッチで進行中です。最初は、政府主導の充電網との充電規格争いが懸念されたのですが、今は一番乗りで敷設を進めるTeslaの働きかけにほかの自動車メーカー各社が応じるかたちで、Teslaの充電規格に他社もそろえることで折り合いがついており、Teslaには、政府のインフラ整備の予算もある程度注ぎこまれています。 これからってときに、なぜ解散?ところが30日未明、Teslaは突然なんの前触れもなく充電チームを解散。チームの社員全員が、朝目覚めたら会社のメールにアクセスできなくなっていたのです。 どうしてこう
スーパーチャージャー部門閉鎖から見えてきた、イーロン・マスクがテスラのビジネスを変革する理由とは? schedule2024.05.17 00:00 テスラ&イーロン・マスク 2020年には、テスラのイベント「バッテリーデー」のステージにおいて、イーロン・マスクの横で2万5000ドルの自動運転EVを発表していたパワートレイン&エネルギー担当上級副社長のドリュー・バグリーノ。 2020年に開かれたテスラのイベント「バッテリーデー」でのドリュー・バグリーノ(左)とイーロン・マスク(右)(TESLA YouTubeからの画像) そして4年後の2024年4月、テスラの初期から18年間在籍した、このバグリーノのテスラ退社の発表を皮切りに、テスラ全社員の10%にもおよぶレイオフが始まりました。 世界がざわめくなか、イーロン・マスクはXにこうポストしました。 「約5年ごとに、次の成長段階に向けて会社を再
新たなエンジン開発のプロジェクト始動を明らかにした豊田章男会長=千葉市で2024年1月12日午後3時57分、加藤結花撮影 トヨタ自動車の豊田章男会長は12日、「脱炭素に向けた現実的な手段として、エンジンにはまだまだ役割がある」と述べ、新たなエンジン開発プロジェクト(PJ)を社内に設置したことを明らかにした。同日開幕した「東京オートサロン」の発表の場で語った。 電気自動車(EV)の普及により世界で「脱エンジン」が進むが、豊田氏は「(時代に)逆行しているように聞こえるかもしれないが、決してそんなことはない」と強調。「動力(の種類)は何でもいい、敵は炭素」との考えを示した。環境負荷の低い合成燃料の使用などを念頭に、エンジン技術の向上に取り…
そもそも、なぜ世界にEVシフトが必要なのか。日本EVクラブ代表の舘内端氏がEVの原点を探求し考察する連載企画。第9回は世界で最初に人を乗せて走った電気自動車の話題から。20世紀初頭のアメリカに訪れた第一期EV隆盛期への流れを辿ります。 ※冒頭写真は1997年にリチウムイオン電池(円筒型)を搭載した電気自動車として世界で初めて販売された日産プレーリージョイEV。(出典:日産自動車公式サイト) 前回記事で触れた、20世紀初頭に米国で起きたEV革命の話を掘り下げる前に、「世界で最初」のEVについて触れておきたい。それは1881年4月にフランスの発明家ギュスターヴ・トルヴェによって作られ、パリの道でテストされたEVだという説がある。但し書きには、独自の電源を備え、人を載せたEVだとされている。 トルヴェは、1880年にシーメンスが開発した小型の電気モーターを改良し、さらに開発した充電式の電池を使っ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く