ナビタイムジャパンは、通信機能対応のカーナビゲーション製品を2009年春にも提供すると発表した。 同社では、これまで歩行者用ナビゲーションサービスに加えて、自動車向けには「EZナビウォーク」や、「ドライブサポーター」といったサービスを提供してきた。しかし、将来的にNGN(次世代ネットワーク)と呼ばれる新たな通信環境が国内で導入されることなどを踏まえ、機器の垣根を超えたナビゲーションサービスを実現すべく、通信対応カーナビを使った新サービスを開発することになった。 同社では、来春提供する製品のジャンルを「WND」(Wireless Navigation Device)と名付けており、他社のカーナビ製品にNAVITIME開発のナビエンジンを提供する形態、あるいは既存カーナビ製品向けのナビソフトの提供を検討している。また、同社ブランドのカーナビ用ハードウェアを新規に開発し、通信回線などとセットにし