「ダークパターン」と呼ばれるサイト設計が欧米で問題となっている。利用者をだましたり、望まない行動を導いたりするUI(ユーザーインターフェース、顧客との接点)、UX(ユーザーエクスペリエンス、ユーザー体験)を指し、米連邦取引委員会(FTC)が企業に警告する事態になっている。 典型例は解約方法が煩雑なサブスクリプション(定額課金)サービスだ。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」(WSJ)の日本版も当てはまるとして、利用者から改善を求める声が相次いでいる。 「ゴキブリ捕獲機」 ダークパターンは、UXの専門家である英のハリー・ブリグナル氏が提唱した。 ブリグナル氏は「ウェブサイトやアプリで使われているトリックのことで、何かを購入したり登録したりするなど、意図しない行動を取らせるもの」と自身のサイトで説明し、12に分類している(画像参照)。下記はその一例だ。 ・ゴキブリ捕獲機:ある状況(会員)に
みなさん、こんにちは!「大逆転裁判1&2 ―成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟―」のローカライズディレクターのジャネット・スーです。今日は本作のローカライズ作業について話したいと思います。 先日、海外メディアの取材記事で、「大逆転裁判」のローカライズコンセプトとして掲げた「Authentic, yet Accessible」(本格的でありながら、親しみやすい)について語りましたが、もう少し具体的な例を紹介したいと思います。 ゲームのローカライズは医学や法律の翻訳と違って、芸術的な作業と言えるのでは?と昔から思っていました。原作の言葉を忠実に翻訳しながらも、ユーザーの感情を揺さぶる表現を選ぶという仕事だからです。ローカライズっていうと簡単そうに聞こえるかもしれないけど、なかなか難しい作業なんです。どんなゲームやエンタテインメントにも、それぞれ要求と課題があります。例えば、まずはゲームのジャンル特有の事
先日、当社の法人向けFLOSSサポート業務の一環として、Google Chromeのドキュメント化されていない仕様について調査のご依頼を頂きました。 具体的には、インストール済みの拡張機能の自動更新について、 更新を停止する方法はあるかどうか。 自動更新処理はどの程度の間隔で実行される仕様か。 というお問い合わせでした。 本記事では、これらのお問い合わせに回答するために何をどのように調査したかの紹介を通じて、詳細を把握していないOSSのソースコードの歩き方の例を示してみます。 まずはWeb検索 前者については、「Google Chrome extension update disable」といったキーワードでWeb検索を行ったところ、Chromiumのイシュートラッカー上にあった拡張機能のバージョンを固定できるようにして欲しいという要望が見つかり、そこに記載されている内容から、「現時点では
■ Vistaになっても直らなかったWindowsの杜撰な日本語訳 自宅用にMac miniを買った。Boot CampパーティションにWindows Vistaを入れた。VMware Fusionから使う。快適だ。MacBook Airも出たことだし、8年ぶりにマカーに戻ろうかという気分になってきた。振り返れば8年前、「使ってなければ駄目さもわからないし」と、渋々Windowsをメイン環境にしたものだったが、最近ではもうその必要性も薄れてきている。 Windows Vistaを本格的に使うのは今回が初めてなので、環境設定をしている際に、誤訳が直っていないことに気づいた。これは、Windows XPのときからあった誤訳で、1年くらい前に気づいたがまだ何も行動していなかったもの。 これは、Internet Explorerでダウンロードして保存したファイルを後で開こうとした際に現れる警告ダイ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く