デジタル放送を視聴するためにテレビなどに差し込む「B−CASカード」を巡り、有料放送を無料で見られるように不正にデータを書き換えたカードを販売したとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは19日、西東京市ひばりが丘北、職業不詳、小林一幸容疑者(43)を不正競争防止法違反容疑で逮捕した。不正B−CASカードについては、国が調査している。府警によると、立件されるのは全国初という。 逮捕容疑は、不正カードをインターネットのオークションに出品し、5月19日に1枚6万4800円で落札した名古屋市の男性(66)に郵送したとされる。容疑を認めているという。 府警によると、小林容疑者が販売したカードは「BLACK−CAS」カードと呼ばれていた。府警は、カード購入者数人についても電磁的記録不正作出・同供用容疑での立件を視野に捜査している。
B-CASカードのクラック騒ぎの影響で、複数のネットショップでスマートカードのISO規格に準拠したICカードリーダーを販売自粛している模様。たとえば通販サイトメネットではトップページにて ICカードリーダーを使用し、B-CASカードのデータを改ざんして有料放送を不正に視聴している実態が明らかとなり、当店取扱いのICカードリーダーについても、既にご注文をいただいているお客様を含め、全ての出荷を停止せざるを得ない状況となりました。 との告知を掲載している。 ISO規格準拠のスマートカード・リーダーを入手することができないということは、国内では接触型スマートカード(ICカード)を使用禁止にするとでもいうことなのだろうか? なおICカードリーダーは海外のエレクトロニクスDIY系のサイトから通販で容易に入手可能です。
先日、B-CASカードを改変して有料放送を契約なしに視聴できるようにする話が/.Jでも話題になっていたが、その後さらにB-CASカードの解析が進み、特定のB-CASカードにバックドアが用意されていてそこからB-CASカードのファームウェアを吸い出したり書き換えることが可能ということが判明。さらにB-CASカードに使われているCPUや暗号アルゴリズムなどの処理が入ったソースコードなども公になった模様(まるも製作所)。 ソースコードをビルドして試したところ正規B-CASと同様に動作したということで、B-CASカードはもうほぼ丸裸になってしまったも同然のようだ。これに対しどのような対策が取られるが今後気になるところである。
1997年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1998年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1999年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2000年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2003年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2004年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 2005年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月
2ちゃんねるのスレッドで、未使用のB-CASカードを書き換えて、有料放送を無課金で視聴できるカードにするという方法が話題になっているようだ(「カスカ 懐石・研究 3枚目」過去ログ、「カスカ 懐石・研究 4枚目」過去ログ)。 スレッドではいくつかの成功報告が挙げられている。ただ、B-CASカードの製造時期や未使用(BSには使っていない)であるといった動作条件がある模様。 以前タダでBSやCSを視聴できる「Magic B-CAS」カードや同種の「BLACKCAS」と同様、この書き換えを行うと有料放送を登録無しに 2038年まで視聴できるようになるという。BLACKCASに関する技術的な背景はまるも製作所が詳しい。
デジタル放送の視聴に必要な「B-CASカード」。その色は、地上デジタル専用が青、BS・CS用や三波共用が赤、ケーブルテレビ専用がオレンジとなっていて、このほかにも家電量販店の店頭で展示されるテレビ用に使われる白などもあります。そんなB-CASカードと同じか、それ以上の機能を持った「BLACKCASカード」なるものがあるとのことなので、入手してみました。 台湾から郵便物が到着。 裏側にも伝票が貼り付けられています。 中から出てきたのは、かなり小さな袋。 まるで子どもから届いたお手紙のようです。 サイズはこれぐらい……ということは…… これがBLACKCASカード。矢印に顔がついています。 裏面はなにやらよくわからない文字列が並んでいます。 「シールが一度はがれた製品は、一切の修理をお断りします。」のホログラムシールつき。 見る機会の多い地上デジタル放送専用の青B-CASカード、三波共用の赤B
ビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS社)は2011年3月末に、6種類のB-CASカードのユーザー登録を廃止する。2010年6月25日の株主総会で報告された。同社は地上デジタル放送専用受信機向けのカード(青カードと白青カード)のユーザー登録については、2010年3月末に廃止済みである。2011年3月末には、すべてのB-CASカードの登録が廃止されることになる。B-CAS社は2010年7月5日に、Webサイト上でB-CASカードのユーザーへの告知を開始した。 ユーザー登録の廃止により、「数億円のコスト削減効果が見込める」(B-CAS社)という。B-CAS社や日本放送協会(NHK)、WOWOW、スター・チャンネル、スカパーJSAT、ビーエス朝日(BS朝日)、フジテレビジョン、ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング、衛星放送協会などで構成される「衛星放送CAS料金体系等協議会
11月2日にB-CAS社が従来のクレジットカードサイズから携帯電話で使われているSIMカードと同じ大きさにまで一気に小型化した「小型B-CASカード(ミニカード)」の運用を今月から開始することを発表しましたが、B-CAS社から小型B-CASカードを借りることに成功しました。 すでに小型B-CASカードを採用することで、出先でワンセグチューナーとしても利用できるコンパクトな地デジチューナーをアイ・オー・データが発売することが正式決定していますが、従来のB-CASカードと比較するとそのコンパクトさに驚かされます。 詳細は以下から。 これが「小型B-CASカード(ミニカード)」です。B-CAS社によると、周辺機器メーカーなどからの強い要望を受けて実現したものであるとのこと。 裏面はこんな感じ イー・モバイルのSIMカードと比較したところ。同じサイズであることが分かります 従来のB-CASカードと
地上デジタル放送の番組を録画して制限なくコピーできるということで話題になった地デジチューナー「フリーオ(friio)」。今は一時期よりはマシになったようなのですが、発売当初は数が限られているということもあり再販のお知らせが出るたびに争奪戦が繰り広げられるという状態でした。 そしてこの4月、フリーオから新しい商品が登場することが明らかになりました。今度は「フリーオエクスプレス(FRIIO EXPRESS)」ということで外付けのチューナーからExpressCard型になり、どこでもデジタルハイビジョン放送を見ることができるようになったみたいです。 詳細は以下から。 Friio - デジタルハイビジョンテレビアダプター 「フリーオ」 http://www.friio.com/ フリーオの公式サイトによると、フリーオエクスプレスはISDB-T(地上デジタル放送)のフルセグに対応。これまでのフリーオ
フリーオやPT1で地デジやBS/CSを録画するときに困るのがB-CASカードの入手。1枚くらいなら既存のデジタル放送対応機器から引っこ抜いてくることもできるが、複数枚となると面倒だ。そこで「BonCasLink」を使った共有テクを紹介しよう。 「BonCasLink」を使うと、マシンに接続されたカードリーダに挿入されているB-CASカードを、LAN内のマシンで共有することが可能。インターネット経由でのアクセスもできる。複数のマシンで視聴/録画が行えるので便利だぞ!
22日に、総務省の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」第47回会合が開かれた。この会は「デジコン」の通称で知られ、地上デジタル放送のコピー制限「ダビング10」の仕様を長い年月かけて議論し、6月末の「第五次中間答申」のまとめをきっかけにようやく「ダビング10」開始の運びになったことで注目された。その後は、「技術検討ワーキンググループ」と「取引市場ワーキンググループ」での検討を並行しながら、その報告を受け議論を行なうという形で会合が開かれてきた。 今回の検討委員会は、2つのワーキンググループのうち「技術検討ワーキング〜」の報告のみを議題にした。このワーキングでは、地上デジタル放送の著作権保護を適正に運用するための強制力(エンフォースメント)をどう保つかの議論を続けている。技術的な録画制限を用いメーカーやユーザーへ「契約」で強制する手法と、法制度などでルール破りを禁止する手
前回に続いて今回もまた,総務省の情報通信審議会の下部組織「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委)」で議論されている「B-CAS見直し」の話を書こうと思います。本当は先週末の「Perfumeの武道館公演」が,いかに素晴らしかったかを書きたかったんですけど,私ごとき素人が渋谷陽一氏のような業界の重鎮に対抗するのは無謀,と我に返ったので自重しておきます。 さて,そのデジコン委なのですが今週の木曜日,11月13日に次回会合が開かれる予定です。この委員会は基本的に,B-CAS見直しとコンテンツ流通促進を交互に議論しており,次回はB-CAS見直しの順番です。メーカーと放送事業者の委員を集めた「技術検討ワーキング・グループ(WG)」の検討結果がおそらく公表されるのではないかと予想しています。 技術検討WGが今検討しているのは,地デジ放送向けに現行のB-CAS方式を改良する案で
総務相の諮問機関・情報通信審議会の「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」が10月14日に開かれ、デジタル放送の著作権保護に使われている「B-CAS方式」見直しに関する議論の進ちょくが報告された。 一部で「B-CASの事実上の廃止が決まった」という報道もあったが、村井純主査は「まだ結論が出たわけではない」と、あくまで検討段階というスタンスを強調した。現在はB-CASの課題について洗い直し、さまざまな選択肢を検討している段階という認識だ。 B-CASの見直しについて議論を進めているのは、委員会内の「技術検討ワーキンググループ(WG)」。WGで提案された著作権保護技術の選択肢は(1)B-CASと同様の「カード方式」、(2)専用チップを機器に内蔵する「チップ方式」、(3)ソフトウェア方式――の3種類だ。 それぞれについて、利用時のユーザーのストレスや、コストと効果、スクランブル技
総務相の諮問機関である情報通信審議会は14日、「デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会第45回」を開催した。コンテンツ取引市場形成に向けた実証実験が主要な議題となったが、デジタル放送の著作権保護方式の見直しについても、検討の方向性などが報告された。 委員会内に設けられた技術検討ワーキンググループ(WG)における議論について、委員会の主査を務める慶応義塾大学の村井純教授が報告。「第5次中間答申において、契約と技術に関する解決が課題になった。議論を尽くし、必要に応じた制度をつくり、解決に役立ているという方針。それに従い議論するのが基本的な考え方」とし、「コンテンツ保護方式の仕組みを、現行の方式も含めて、それぞれ委員会で課題として挙げられたものについて検討を進めている」とした。 同委員会では、現在のB-CAS方式における課題として、「視聴者のカードに対するストレス」、「コストと効果
デジタル放送を見るのに必要なICカード、「B-CASカード」について、経済学者の池田信夫氏が「事実上の廃止が決まった」とニュースサイトの記事中で述べたことが大きな反響を呼んでいる。「B-CASカード」は本当に廃止されるのだろうか? B-CASがなくなると、「ダビング10」も廃止 注目を集めたのはIT系のニュースサイト「ASCII.jp」に2008年10月7日に掲載された、経済学者の池田信夫氏が書いた記事。池田氏はこの中で、総務省の情報通信審議会が2008年9月26日に開いた「デジタルコンテンツの流通の促進等に関する検討委員会(デジコン委員会)」でデジタル放送のB-CAS方式を見直す方向性が示されたことを挙げて、「放送局も反対していないので、B-CASの廃止が事実上決まった」と述べた。 B-CASをめぐっては、地上デジタル放送の著作権と絡んで、テレビなどの受信機側にコピーを制御させる「制度エ
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