米国務省高官は24日、中国が米国内の在外公館を通じスパイ活動など悪意ある行動に従事しているとした上で、テキサス州ヒューストンの中国総領事館は最悪の違反ケースの一つで、関与していた活動は容認できる線を超えていたとの認識を示した(2020年 ロイター/Aly Song) 米政府高官は24日、中国が米国内の在外公館を通じスパイ活動など悪意ある行動に従事しているとした上で、同日閉鎖されるテキサス州ヒューストンの中国総領事館は「最悪の違反ケースの一つ」で、関与していた活動は「容認できる線を超えていた」との認識を示した。 国務省の高官は、ヒューストン総領事館の活動が中国の進める新型コロナウイルスワクチンの研究に関連していたと指摘。中国がコロナワクチン開発競争で首位に立ちたいという意志は極めて明確と述べた。 同高官は標的となっていた可能性のあるワクチン研究の詳細には踏み込まなかったものの、テキサス州には