【この記事は まだ 書きかえることがあります。 どこをいつ書きかえたか、必ずしも示しません。】 - 1 - 大気中の二酸化炭素がふえると地球温暖化が進むという見通しは多くの科学的知見にささえられている。しかし、この見通しを否定する主張がある。 地球温暖化否定論のうちに、「二酸化炭素による温室効果はすでに飽和しているので、二酸化炭素がこれ以上ふえても、温室効果はこれ以上強まらず、地表温度は上がらない」という主張がある。これを「飽和論」と呼んでおく。飽和論を主張している人は、地球の大気、とくにその成分である二酸化炭素が、温室効果をもつことは認めているのだ。(飽和論と温室効果否定論をまぜてしまったのでは、自己矛盾になる。) この議論に対して、わたしは別のブログに2010年9月8日に[CO2がふえても温室効果は強まらないという議論(飽和論)への反論]という記事を書いた。実質的にそれのくりかえしにな