セキュリティ企業Safety Detectiveの調査で、中国の金融及びローン関連のアプリから、膨大な個人データが流出していたことが確認された。データが格納されたサーバーは、現在は閉鎖されたが、個人の位置情報などが誰でもアクセス可能な状態で保管されていた。合計で900ギガバイト近いデータが、流出の危機に瀕していたという。 Safety Detectiveによると、問題のサーバーには金融サービス系の100以上のアプリのデータが格納されていた。そこには個人のローン履歴や、リスク情報、氏名や住所、電話番号などの個人情報が収められていた。 データベースに収められていたデータは、460万個以上の携帯デバイスのものだった。そこには位置情報のみならず、連絡先のデータや、テキストメッセージの履歴、デバイスIDやアプリの使用状況も含まれていた。また、クレジットカード情報も比較的、復元が容易なMD5の暗号化デ