外務委員会で日本・ヨルダン原子力協定。今日は参考人招致。 日本・ヨルダン原子力協定は、民主党政権が昨年9月に署名して、国会に批准を求めた。 ヨルダンの原発建設は、三菱重工がアレバと組み、国際入札に参加しているが、他にロシアとカナダが参加して、三者競合の状況になっている。 しかし、今日出席した環境・持続社会研究センター理事の発言にもあるように、このヨルダンの原発は問題が大きい。 まず、原発建設予定地であるマジダルは、内陸の乾燥地帯。ザルカ川という小さな川があるだけで、慢性的な水不足の地域。そのため冷却水は近隣にあるキルベット・アル・サムラ下水処理場から水を引いた貯水池を作り、その水を使う。 下水処理場の水を使って冷却する原発は、アメリカのアリゾナ州に一つあるそうだが、貯水池の水は15日分だという。 はたして、ヨルダン原発は、その貯水池で、冷却水の手当てが大丈夫なのか。非常時には、