日本代表、欧州リーグ、Jリーグを動画と図解にて分析。リバプールを追跡中。 そして、Leeds United を応援中! 前回の『アーセナル解体新書1』からの続きです。(PCでの閲覧を推奨します) 大まかなポイントは図解に記載しているので、その内容に付随する細かな点について解説していこうと思う。 1.アーセナルのポジショニング 例えば、一般的に相手チームが自陣右サイドから攻撃してきた場合、当然の如く右サイドへの選手の密集度・ゾーンの圧縮度は高まる。 アーセナルの場合は、個々の能力が高いという理由もあるのだが、2~3人で相手の攻撃を封じていた。そして、その後の展開に備えて逆サイド(左サイド)の選手はあまり右サイドに絞り過ぎない。つまり、ピッチの横方向に対してはバランス良く選手が配置されることを意識しているようである。 また、この辺の別のポイントとして守備的MF、いわゆるボランチの守備時の動きを