7年前から指摘してきたのに 今回、朝日新聞・峯村健司さんらの報道で明らかになった、⽇本国内で最も利⽤されているSNS「LINE」の個⼈情報が、⽇本国外である韓国のサーバーに暗号化されていない無防備状態格納されており、しかも再委託先の中国企業などがアクセス可能な状態だったという事件は、第一級の情報漏洩事案である可能性があり、安全保障上、極めて重大な損失を日本の国家・社会に与えかねないものだと認識しています。 筆者は、LINEが設立に関与した一般財団法人情報法制研究所の事務局次長と上席研究員を兼任し、また、日本の個人情報保護の枠組みについて研究を行ってきました。 本件LINEの事件についても知り得る立場にあり、2014年ごろからこの問題について警鐘を鳴らしてきたつもりではありましたが、今回の一連の報道でようやく広く国民の知るところとなり問題視された件については、安堵と同時に忸怩たる気持ちを抱き
2020年9月7日から全国の地方銀行を中心に「ドコモ口座」からの不正な預金引き出し被害の報告が相次いでいる。ドコモユーザーでなくとも被害にあう可能性があり、被害規模も現時点では不明だ。セキュリティ専門家の徳丸 浩氏(EGセキュアソリューションズ 代表取締役)に、今起きていること、今できることを聞いた。 これは「金融テロ」か? ドコモ口座で何が起きているのか ――まず、今問題になっている「ドコモ口座」事件、現時点で何が起きているのでしょうか 徳丸氏: 狙われたのは「ドコモ口座と連携できる地銀の口座を持つ、ドコモ口座を利用していないユーザー」です。現時点ではほとんどの銀行が連携を停止しているため、利用者ができることはあまり多くありません。口座の残高を確認して自分が被害に遭っていないかを確認する程度になるでしょう。 ――第一報では「地方銀行が狙われた」ことが注目を集めました。ゆうちょ銀行やメガバ
Microsoft、ChromeとFirefox向け「Windows Defender Application Guard」拡張機能公開 ユーザーが安全ではないWebサイトを開こうとするとサンドボックスに移動するMicrosoft Edgeの機能をChromeとFirefoxでも使えるようにする拡張機能がWindow Insider向けに公開された。利用するにはEdgeもインストールする必要がある。 米Microsoftは3月15日(現地時間)、「バージョン1903」の名称で春ごろのリリース予定の次期Windows 10の大型アップデート「19H1(コードネーム)」の新機能紹介ブログで、米Googleの「Chrome」とMozillaの「Firefox」向け拡張機能「Windows Defender Application Guard」を発表した。Windows Insiderに参加する企
ネット上でユーザー情報の流出が後を絶たない現状を受け、米Googleは2月5日、安全ではないユーザー名とパスワードに対して警告を表示するWebブラウザChrome向けの拡張機能「Password Checkup」を発表した。 Googleでは、さまざまなWebサイトやサービスからユーザー情報が流出した事案について、40億件あまりのユーザー名とパスワードを記録している。Password Checkupを使うユーザーが、各種サービスのログイン画面で自分のユーザー名とパスワードを入力すると、Googleが記録している情報と照らし合わせ、もし流出していたことが確認された場合は警告を表示して、パスワードの変更を促す仕組みだ。 この照合の過程で使われるユーザー名とパスワードは全て暗号化され、Googleに知られることのないよう、スタンフォード大学の専門家と協力して対策を講じたとGoogleは強調し、そ
米アマゾン ・ドット・コムは2015年に、エレメンタル・テクノロジーズという新興企業の調査を始めた。今ではアマゾン・プライム・ビデオとして知られる動画ストリーミングサービスを拡大するため、買収することを検討していた。オレゴン州ポートランドを本拠とするエレメンタルは、動画ファイルを圧縮し、異なる機器向けにフォーマットするソフトウエアを作っていた。同社の技術は国際宇宙ステーションとの通信やドローンの映像を中央情報局(CIA)に送ることにも使われていたため、アマゾンの政府関連事業にも役立つと考えられた。 CIAのために安全性の高いクラウドを構築していたアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)が、デューデリジェンス(資産評価)の一環としてエレメンタルのセキュリティーを調査した。事情に詳しい関係者が述べた。気になる点が発見され、AWSはエレメンタルの主力製品を詳しく調べることにした。顧客企業が動画圧縮
By lenovophotolibrary PCやスマートフォン、サーバー機器などを製造する「Lenovo」の幹部が、中国向けに生産している製品には現地の「要望」に合わせた仕様を盛り込んでいることを示唆する内容を語りました。この「仕様」とは、中国政府が国民の動向を監視できるようにするための「バックドア」であると見られています。 Lenovo: Companies working in China may have to install local backdoors | Hacker News https://news.ycombinator.com/item?id=18025645 この発言を引き出したのは、テクノロジー系メディア「The Inquirer」のジャーナリストChris Merriman氏です。Lenovoが開催したイベントLenovo Transform 2.0の会場で同
U字ロックとチェーンロックは"おまじない"程度のセキュリティです。暑くても玄関は施錠を!先日あった事件でもU字ロックのみしていて、玄関の鍵はしていなかったようです。 実際に下記の動画を見てもらえばわかりますが、理屈がわかれば馬鹿みたいに簡単にロックを解錠することができます。 チェーンロックも同様で、輪ゴムを使って簡単に外せちゃうそうです。 最近はエントランスが「オートロック」のマンションが増えているため、敷地内に不審者は入ってこないだろう…と考えている人もいるようですが、そんなことは全くありません。 いくらエントランスがオートロックであろうと、なんであろうと玄関のドアは施錠をしっかりとしておくべき。特に今回の事件で被害にあわれたのは皆さん女性です。女性の一人暮らしの方は必ず施錠することをおすすめします。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く