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ブックマーク / wiredvision.jp (16)

  • 「非社会的なカメ」もお互いから学ぶ:研究結果(動画) | WIRED VISION

    前の記事 iPadを買わずにブラウザーで体験 印刷機で印刷されるディスプレー『NanoChromics』 次の記事 「非社会的なカメ」もお互いから学ぶ:研究結果(動画) 2010年4月 6日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Susan Milius 野生のアカアシガメは通常、孤独な生活を送る。親に世話されることもないのだ。だが研究室では、自分より老練なカメを観察して、問題を解決するヒントを得ることができるということがわかった。 「これは、爬虫類における社会的学習を示す初めての実例だ」と、ウィーン大学の認知生物学者Anna Wilkinson氏は言う。さらに、社会性のない動物でも、仲間を観察することによって、独力ではすぐに理解できなかった作業を完了できることを示した、初めての実例でもあるという。 アカアシガメのこの目覚ましい行動

  • 3Dが縮めるアバターと自分の距離—3Dディスプレイ市場とアバター観 | WIRED VISION

    3Dが縮めるアバターと自分の距離—3Dディスプレイ市場とアバター観 2010年1月12日 (これまでの 荒川曜子の「それはWeb調査から始まった」はこちら) 映画『AVATAR』の好評をあちこちで目にしますね。まだ観ていないのですが、奥行き感がスゴい3D映像体験だそうです。・・・肌が青っていうビジュアルがどうにも受け入れられないなどと言っている場合ではなさそうです。エンターテイメントは人間の五感でカウントすると、視覚だけの小説漫画、聴覚だけの音楽・ラジオから、視覚+聴覚という映画へ、TVゲームではある種の触覚なども体験可能になり、情報量は増えてきたわけですが、3Dはその次の段階となり得るのでしょうか。というわけで今回は3Dとアバターについての調査のご紹介です。 ディスプレイサーチ社が1月8日に発表したところによると、3Dディスプレイは2008年の70万台(9億200万ドル)から、2018

  • リアルすぎる不安:『不気味の谷』現象をサルでも確認 | WIRED VISION

    前の記事 ダイソンの「羽根がない無音扇風機」、初使用レポート 原子操作の20年:画像ギャラリー 次の記事 リアルすぎる不安:『不気味の谷』現象をサルでも確認 2009年10月14日 Brandon Keim Photo credit: PNAS。プリンストン大学リリースでは「実物に近いCG画像」の別の例を見ることができる。 サルは、非常に実物に近いが完全には実物と同じではないように表現された自分たちの姿に対して異常な反応を示すことが実験で明らかになった。このような傾向が人間にあることはこれまで十分に証明されているが、他の生物種で確認されたことはなかった。 研究では、サルの好みを調べるために、マカク属のサルに対して、サルの顔の実物写真、デジタル処理によるカリカチュア(戯画)、実物に近いCG画像を見せた。サルたちは、実物に近いCG画像から何度も目を逸らした。 『米国科学アカデミー紀要』(PNA

  • 生きたカブトムシをリモコン操作(動画) | WIRED VISION

    前の記事 日滞在レポート:「金沢カレー」の探究 人工視覚の研究:人工網膜や「バイオハイブリッド眼」 次の記事 生きたカブトムシをリモコン操作(動画) 2009年9月25日 Sharon Weinberger サイボーグの昆虫兵器を作り出すという目標が、現実にまた一歩近づいた。カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが最近、カブトムシに電極を移植してカブトムシの飛行中の動きを制御することに成功したと発表したのだ。 「われわれは、無線機能を持ち移植可能な小型の神経刺激システムを使って、自由に飛行する昆虫を遠隔制御できることを証明した。[昆虫の]前胸背板に取り付けたシステムは、神経シミュレーター、筋肉シミュレーター、それに無線送受信機付きのマイクロコントローラーとマイクロバッテリーで構成されている」と、『Frontiers in Integrative Neuroscience』に掲載された

  • 時はなぜ一方向なのか:観察者問題から説明 | WIRED VISION

    前の記事 紙飛行機で宇宙をめざす戸田拓夫氏 時はなぜ一方向なのか:観察者問題から説明 2009年9月 7日 Chris Lee(Arstechnica) サルバドール・ダリの彫刻『時のプロフィール』、画像はWikimedia Commons 学術論文を読んでいると、時々、これを掲載した編集者たちは「ソーカルされて」いるのではないかという疑問にかられることがある。つまり、いかにも科学的な言葉を並べたニセ論文にだまされているのではないか、という意味だ(「ソーカルされる」なんて言葉はないって? なら是非ともそういう言葉を作るべきだ)。 [ソーカル事件とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル(Alan Sokal)が起こした事件数学・科学用語を権威付けとしてやたらと使用する、フランス現代思想系の人文評論家たちを批判するために、数式や科学用語をちりばめた疑似哲学論文を執筆し、これを著

  • 「匂いと夢」の研究:嗅覚、感情、「原始的な脳」 | WIRED VISION

    「匂いと夢」の研究:嗅覚、感情、「原始的な脳」 2008年9月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Video:アンドレイ・タルコフスキー監督『ノスタルジア』の夢の場面 好ましい香りは心地よい夢をもたらし、嫌な匂いは空想を奇妙な幻想へと変える――。匂いと夢に関する小規模な研究で、再現性は未確認ながら、実にもっともらしく聞こえるこんな結論を出した。 Michael Schredl氏とBoris Stuck氏が率いるドイツ人研究者のチームは、嗅覚が最も敏感だと科学的に実証されている年代の若い成人女性15名を対象に、夢に対する匂いの効果を調査した。 これまでの研究結果として、Stuck氏は、腐った卵の匂いでは女性が目覚めないということ、Schredl氏は、いびきと悪夢の間には相関関係がないということをそれぞれ明らかにしている。 被験者らは

  • 「人工生命」を作る研究(1):自己複製する原始細胞モデル(動画) | WIRED VISION

    「人工生命」を作る研究(1):自己複製する原始細胞モデル(動画) 2008年9月10日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 原始細胞のモデル Photo: Janet Iwasa 生物学者と化学者の研究チームが、生きていない物質に生命をもたらす局面に近づきつつある。 といっても、フランケンシュタインのようなものではない。ハーバード大学医学部のJack Szostak教授(分子生物学)が率いる研究室では、ほとんど生命と呼べるような単純な細胞モデルを作成中だ。 Szostak教授が作成している原始細胞は、脂肪の分子を基にしたもので、この分子は、複製のためのソースコードが含まれる核酸の断片を取り込むことができる。太陽や化学反応から得られる外部エネルギーを利用する過程と組み合わせることによって、これらの分子から、生命の条件を満たすような

  • 仮想現実と拡張現実〜Second Life、Sekai Camera、はてなワールド | WIRED VISION

    仮想現実と拡張現実〜Second Life、Sekai Camera、はてなワールド 2008年9月17日 サイエンス・テクノロジーITカルチャー コメント: トラックバック (0) (これまでの yomoyomoの「情報共有の未来」はこちら) 少し前に日経BPから献いただいたワグナー・ジェームズ・アウ著『セカンドライフ 仮想コミュニティがビジネスを創りかえる』を読んでいます。タイトルから分かる通り、Second Life についてのです。 ワタシ自身2006年には自身のブログで何度か Second Life を取り上げており(例1、例2)、注目して情報を追いかけていたのですが、日版も出ないうちから分不相応に一般紙が取り上げるようになると逆に興味が失せてしまい、Second Life 自体にもまったくアクセスしなくなりました。 Second Life についての分析は、濱野智史さんの

  • 火星上空を流れる雲を見よう:探査機『Phoenix』が撮影(動画) | WIRED VISION

    火星上空を流れる雲を見よう:探査機『Phoenix』が撮影(動画) 2008年9月 4日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Loretta Hidalgo Whitesides Image:NASA/JPL/アリゾナ大学 火星の表面に仰向けになって、流れる雲を見るのはどんな感じだろう、と考えたことはないだろうか。 では、その気分をちょっと味わっていただこう。火星探査機『Phoenix』が、火星上空を流れる雲を撮影した動画が今週公開された。画像をクリックするとGIFアニメが再生される。 これらの雲は水の氷でできていて、地球上で見られる氷晶でできた巻雲(絹雲)とよく似ている[巻雲は、細いすじ状の形の雲が集まった形をした雲で、影がない。対流圏の上部、高度5〜13kmの高さに発生する]。 火星北半球の夏季が終わると、北極の水蒸気が、緯度の低い地帯に流れてきて、雲や霜を作

  • 視覚+触覚情報が生む新しい「境界」:「ゴムの手を自分と感じる錯覚」 | WIRED VISION

    視覚+触覚情報が生む新しい「境界」:「ゴムの手を自分と感じる錯覚」 2008年9月 3日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Video: New Scientist 「ゴムの手の錯覚」(rubber hand illusion)は、単なる薄気味悪い室内マジックとして片付けることのできない現象だ。これは、われわれの精神的な自己認識と身体的な自己認識の間にある関係を見せてくれる「窓」なのだ。 この錯覚実験では、被験者の手は隠され、代わりにゴムの手が、自分の手のように見える位置に置かれる。被験者はそれが偽物であることは承知している。しかし、両方の手が筆で同時になでられるうちに、「見たもの」と「感じたもの」が曖昧になってくる。 そして突然、ゴムの手が自分の手のように感じられるようになる。意識上は正しくないとわかっているのだが、それでも関係ない。

  • 遊牧民とケータイ | WIRED VISION

    遊牧民とケータイ 2008年4月 8日 IT トラックバック (0) (これまでの 木暮祐一の「ケータイ開国論」はこちら) さる6日の夜、NHK BS-1チャンネルで生放送されている『地球アゴラ』という番組にゲストとして出演させていただいた。この番組は、世界各地に暮らす日人とスタジオをインターネットで結び、ウェブカメラと生の音声で、現地の事情を報告してもらうというもの。そしてこの日は「携帯電話で変わる暮らし」という題材で、世界各地からの事情が中継された。 今回のこの番組に協力してくれたのは、ザンビア、ケニア、中国、イタリア、フィリピンにそれぞれ暮らす日人である。この中でも、とくに筆者が関心を抱いていたのはアフリカのケータイ事情だ。 ケータイは、先進国においては'90年代に急速に普及を果たし、1人1台に近い数まで普及を遂げて行った。その後'00年代に入り、端末メーカーや通信オペレータは新

  • 超人的な聴覚で捜査、盲目の警察官チーム | WIRED VISION

    超人的な聴覚で捜査、盲目の警察官チーム 2007年11月 8日 社会 コメント: トラックバック (0) Noah Shachtman ベルギー連邦警察に勤務するSacha Van Loo氏を紹介しよう。『International Herald Tribune』の記事『盲目のシャーロック・ホームズ――鋭い聴覚で犯罪と闘う』の説明によると、同氏は「生まれつき目が見えない痩せ型の男性で、犯罪捜査で盗聴した音声の聞き取りと分析を専門とする先進的な部署に所属する6人の盲目警官の1人」だという。 ベルギー連邦警察内の自分のオフィスで取材に応えたVan Loo氏は、「目が見えないため、必然的にほかの感覚が鋭くなった。刑事としての私の能力は、この耳にかかっている」と話す。 オフィスには、最近行なった射撃訓練で彼が穴だらけにした紙が壁に誇らしげに飾られていた。Van Loo氏は、「目が見えないため、自分

  • WIRED VISION / 神経細胞を仮想環境に接続――「意識」は生まれるか

    神経細胞を仮想環境に接続――「意識」は生まれるか 2007年9月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Brandon Keim 2007年09月28日 神経細胞を培養するための多電極アレイ Credit:ジョージア工科大学神経工学研究室(4枚とも) 哲学者のルネ・デカルトが「われ思う、ゆえにわれあり」と言ったとき、おそらく、ネズミの神経細胞群が培養皿で切手サイズにまで育てられ、コンピューターに接続されるといった事態は想像していなかっただろう。 長年にわたり、科学者たちは、研究室で培養された脳細胞の発火パターンを観察することで、脳の発達についての研究を進めてきた。 しかし最近まで、培養皿の脳細胞は、情報を受け取ることができなかった。実際の灰白質とは異なり、信号を送ることしかできなかったのだ。 ジョージア工科大学の科学者チームは、より物の脳に近い活動をする神経

  • 神経細胞を「人工の記憶装置」に | WIRED VISION

    神経細胞を「人工の記憶装置」に 2007年8月23日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Rob Beschizza 2007年08月23日 サイボーグの実現がまた近づいたようだ。 イスラエル、テルアビブ大学の研究者、Itay Baruchi氏とEshel Ben-Jacob氏が行なった研究によると、培養した神経細胞に化学的な刺激物を注入することにより、人工の記憶装置が作成できるという。 脳のかけらを取り出して、容器の中で「アップグレード」し、元の場所に戻すことが可能になるかもしれない。ロボトミー[前頭葉を切除する手術]の逆パターンだ。 あるいは、この研究は、映画『ブレードランナー』に出てくる人造人間『レプリカント』のようなものが作られる最初の萌芽かもしれない。 『DailyTech』の記事『Researchers Produce Chemically Opera

  • WIRED VISION / 濱野智史の「情報環境研究ノート」 / 第15回 セカンドライフの「わかりやすさ」について考える(3)

    第15回 セカンドライフの「わかりやすさ」について考える(3) 2007年9月 6日 ITメディア コメント: トラックバック (0) ――セカンドライフ考察編(11) 【最終回】 (15-1)から続く ■15-2. セカンドライフという「失われた隠喩」の再来――「サイバースペース」はなぜそう呼ばれなくなったのか さて、いささか抽象的な話が長くなってしまいましたが、ここで少し歴史的経緯を振り返っておけば、インターネットが一般社会に浸透していくに従って、この10年の間に、いわゆる「サイバースペース」的な《空間性》のイメージはむしろ衰退し、ブログやSNSの隆盛に見られるように、《関係性》のイメージが前景化してきたということができるでしょう。東氏がおよそ10年前に「サイバースペースはなぜそう呼ばれるか」と書いてから以降、実際のところインターネットが「サイバースペース」と呼ばれることは少なくなった

  • 「脳のペースメーカー」インプラントで鬱病治療 | WIRED VISION

    「脳のペースメーカー」インプラントで病治療 2007年5月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Marty Graham 2007年05月29日 迷走神経刺激(VNS)装置を鎖骨の近くに埋め込んで、左側の迷走神経に接続する。右側は心臓に直結しているので、必ず左側の迷走神経に接続する。 Illustration: Cyberonics Inc. サンディエゴ発――精神科医によれば、迷走神経を通して脳に電気パルスを送り込む新しい医療技術は、重症の病の抑制に、少なくとも薬物治療と同じくらいの効果があるという。 この『迷走神経刺激(VNS)』セラピーでは、直径約5センチメートル、厚さ約1センチメートルの円板状の装置を左の鎖骨近くの皮下に埋め込み、頸部の迷走神経に接続する。電池で駆動する円板は、規則的な電気的パルスを迷走神経に送る。電気パルスは迷走神経を通って、

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