今回は諏訪大社を巡る。諏訪大社は、全国の諏訪神社の総本山的なメジャーな神社だが、最古の神社の一つと並び称される出雲大社のように「諏訪大社」という一つの大きな神社があるわけではない。まず、「上社」と「下社」に分かれ、さらに上社は「本宮」(長野県諏訪市)と「前宮」(茅野市)、下社は「秋宮」「春宮」(下諏訪町)に分かれる。つまり、諏訪湖を中心に散らばる4つの神社を総称して「諏訪大社」と言う。 そんな特異な形を取る諏訪大社は、日本の成り立ちを考えるうえで鍵となる存在だ。現代日本の象徴である天皇は神社と切っても切れない関係にあり、日本の国体は、時代の波にもまれながらも、根本的には神社とその信仰と共に築かれていったと言ってもいいのではないだろうか。一方、諏訪大社の悠久の歴史を紐解くと、それよりもさらに前の"原日本"ともいうべき日本人の真のルーツが見えてくる。「日本を知る」ことがこの『日本横断徒歩の旅』
歴史が長く、かつ全国的に有名な諏訪湖祭湖上花火大会と全国新作花火競技大会という二つの花火大会を開催する長野県諏訪市。さらに夏休みの期間中、35日間も開催されている諏訪湖サマーナイト花火と、まさに諏訪は花火の町になっている。2019年、令和元年になり、さらなる高みを目指す諏訪市の経済部長・大舘道彦氏に諏訪の花火の歴史から、その魅力、そしてこれからのことを訊いた。 目で、耳で、そして体で楽しむことができる諏訪の花火 ――諏訪というと、諏訪湖祭湖上花火大会と全国新作花火競技大会の大きな花火大会が二つも開催されるということで有名ですが、まずは二つの花火大会の歴史からお聞かせ願えないでしょうか。 諏訪湖祭湖上花火大会は昭和24年に第1回が開催されたのですが、終戦直後の混乱の中で市民が一日でも早く明るい気持ちをもって立ち直ってもらいたいっていうことから始まりました。2019年、令和元年で71回を数える
長野県の諏訪湖は日本のスケート競技大会発祥の地です。 日本で初めてのスケート大会が行われたのは1906年(明治39年)のこと。 出場者、観客全部合わせて1万人という大規模な大会だったそうです。 9月17日の『多田しげおの気分爽快‼︎』では、この大会について下諏訪町宿場街道資料館の専門研究員・小口徹さんに伺いました。 日本初のスケート大会が諏訪湖で行われたのが1906年。まだ日本ではアイススケートが普及していない頃です。 そもそもなぜ、諏訪湖が選ばれたのでしょうか? 「もともとはヨーロッパの方でスケートが流行っていたようで、大使とか行使で来日したヨーロッパの方や、あるいは留学していた方が向こうでその面白さを学んで、こっちへ来てもやりたいということで、東京に一番近くて良い氷が張る諏訪湖が選ばれたようです」 スケート自体、まだまだ普及してない頃です。スケート靴はどうしていたのでしょうか? 「当時
下諏訪町の大型店舗イオン諏訪店は8月20日で閉店する。老朽化のため建物を建て替え、開店を2020~21年ごろを予定する。店舗前の県道は「ジャスコ通り」と呼ばれるなど地元に親しまれてきた。同じ場所に新たな店を建てる。 イオン諏訪店はジャスコ諏訪店として1977年に開店した。地上2階建てで店舗面積は8200平方メートル。食料品を中心に衣料品や化粧品、贈答品などを取り扱う。クリーニングや宝くじ、パンなどのテナントが入る。 エレベーターとエスカレーターはあるが、トイレは階段を上らないと行けなかった。イオングループによると排水管などの老朽化が進み、改修より建て替えが早いと判断した。建物の取り壊しを今年中に始める。 従業員は約100人で近隣のイオングループで雇用する。各種サービスはイオン南松本店(松本市)が引き継ぐ。町の委託を受けて5、6月に試験導入し、年度内に本格移行する移動販売車は継続する。 来店
下諏訪町は、諏訪大社下社秋宮近くの観光施設「諏訪湖時の科学館儀象堂」を改修し、名称を変えてリニューアルオープンする「しもすわ今昔館」の開館日を4月14日と決めた。6日の町議会3月定例会の議案質疑で青木悟町長が明らかにした。開館初日はオープニング式典を行い、無料開放する。 改修工事は3月末を目指して進行中。町産業振興課によると、1階の交流スペースに町内の観光スポットやイベント情報を上映するデジタルモニターを置く。時計づくりの体験工房を3階から1階に移し、中の様子を外から見えるようにする。体験メニューに黒曜石を使ったアクセサリー作りを加え、順次増やしていく。 2階は常設展示室とシアターに加え、町の文化と歴史を紹介するコーナーを新設する。3階は6時間かけて時計づくりを体験する工房にする。屋外にある水運儀象台の見学台は撤去する。 隣接する町埋蔵文化財センターと今昔館の運営を一体化する。入場料を値下
5季ぶりに御神渡り(御渡り)が出現した諏訪湖で5日、氷の筋を正式認定する拝観式が行われた。判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)が、うっすらと雪が残る氷上で3本の筋を確認し、御神渡りに認定した。拝観後は、同神社で過去の記録と照らし合わせ今年を占い、天候は「前半は不安定なれど、後半は順調」、農作物の作柄は「やや良」、経済は「明るい兆しあり」となった。 宮坂清宮司、宮坂英木大総代、氏子総代、古役など神社関係者ら約80人が参列した。神社で安全祈願を済ませ、諏訪市豊田の旧六斗川河口付近で一之御神渡りの「下座」(起点)を確認。湖周を時計回りに移動し、岡谷市湊、下諏訪町赤砂崎、同町高木、諏訪市湖岸通り1の順に拝観を行った。 一之御神渡りは岡谷市湊の小田井湖岸付近に延び、同町赤砂崎に「上座」(終点)を確認した。二之御神渡りは諏訪市の上川河口付近から下諏訪町の秋宮方面に延びていると判定。同市湖岸通
諏訪湖の全面を覆った氷が割れてせり上がる「御神渡(おみわた)り」が5季ぶりに出現したことを受け、八剣(やつるぎ)神社(諏訪市)は2日夜の臨時総代会で、氷の筋や方向を正式に決める神事「拝観式」を5日朝に行うことを決めた。拝観式の後、同神社に戻って過去の御神渡りの記録と照合し、農作物の豊凶や世相を占う。 御神渡りは起点、終点が明確で諏訪湖を南北方向に走る2本の筋(一之御渡り、二之御渡り)と、東から西に向かう筋(佐久之御渡り)が交差していると判断した場合に正式に認定する。 同神社の宮坂清宮司によると、今回想定している筋(氷の亀裂)は、一之御渡りが諏訪市渋崎からいったん岡谷市方面に向かい、諏訪郡下諏訪町高木方面に続いている。二之御渡りは諏訪市の上川河口付近から北へ、佐久之御渡りは諏訪市・下諏訪町境付近から西へ延びている=地図。交差しているかどうか分かっていないが、宮坂宮司によると、交差の有無が判明
諏訪湖の御神渡り(御渡り)の判定と神事をつかさどる八剱神社(諏訪市小和田)は2日、御神渡りが出現したと発表した。2013年1月以来5季ぶりで、2月に現れたのは2012年以来6季ぶり。同日夜には同神社で臨時総代会を開き、出現日とすることを決めた。5日に拝観式を行い、正式に認定する。 同日の諏訪湖は、一面雪で真っ白。氏子総代たちは雪をかき分け、氷上での観察を行った。諏訪市豊田の舟渡川河口の沖合約5メートルで斧(よき)を入れると、氷の厚さは8センチだった。近くの旧六斗川河口付近では、積雪の下に御神渡りの始点となる「下座(くだりまし)」を確認。下諏訪町の高木には終点の「上座(あがりまし)」もあり、雪の重さでつぶされることなく、氷のせり上がりが見られた。 同神社は1月5日から湖の観察を開始。「いつもより寒い冬が来た」と期待し観察を続けたが、結氷状況は一進一退を繰り返した。同月13日にほぼ全面結氷した
7月10日、日本経済新聞社は、日経平均株価の構成銘柄から東芝を除外し、セイコーエプソンを新規採用すると発表した。東芝の東証2部降格を受けた措置。写真は都内で3月撮影(2017年 ロイター/Issei Kato) [東京 10日 ロイター] - 日本経済新聞社は10日、日経平均株価.N225の構成銘柄から東芝6502.Tを除外し、セイコーエプソン6724.Tを新規採用すると発表した。東芝の東証2部降格を受けた措置。8月1日から新たな構成銘柄で指数が算出される。 東証は6月23日、今年3月末時点で債務超過状態にあることが確認された東芝株を東証2部に指定替えすると発表。新規採用銘柄候補として、事前に市場ではセイコーエプソンが本命との見方が多く、予想通りの結果となった。 セイコーエプソンのみなし額面は25円。東芝は日経平均のほか、日経株価指数300.N300、日経500種平均株価.N500、日経中
長野県諏訪市のご当地キャラ「諏訪姫」が人気を集めている。考案したのは地元の金型メーカー。主力製品は自動車やカメラの部品だったが、「諏訪姫」のフィギュアが人気を博し、業容を拡大しつつある。苦戦する「ゆるキャラ」も多いなかで、なぜ成功したのだろうか――。 ■リーマンショックで仕事が激減 諏訪湖のほとりにある高島城。そこに住むという設定の萌え系キャラクター「諏訪姫」のフィギュアが人気を集めている。このキャラクターを考案したのは諏訪市に本社を構えるピーエムオフィスエーという、従業員30人ほどの中小企業だ。同社は自動車やカメラ向けの部品をつくる金型メーカーで、フィギュアとは全く畑違いの会社だったが、このフィギュアが同社の窮地を救うことになった。 「フィギュアを始めて5年ぐらいになりますが、シリーズ全体ではすでに20万体以上売っています。その結果、フィギュアを含めたホビー関連の売り上げがどんどん
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