FreeBSD10でルータを構築した際のメモ。 最低限のWANとLANを接続するルータを作るには次の2つの機能が必要である。 FreeBSDのPPPoEクライアントであるpppは、NAT機能を備えている。それゆえ、OSのパケット転送機能を可能にし、pppの設定を行えば、最低限のルータとして動作する。 市販の多くのルータは前述の機能に加えて以下の機能も持つ。 これらの機能はなくてもインターネットにアクセス可能だが、あった方が安全だったりネットワークの設定が楽だったり通信が速かったりする。 基本設定 OSはFreeBSD10でカーネルはデフォルトのまま使用する。本ルータはDHCPサーバの機能を持ち、固定IPアドレスを使用する(もしDHCPサーバが別にあるならそれからIPアドレスを貰ってもいい)。 IPアドレスの割り当ては、次のようにifconfigコマンドで行うことができる。 user% if