8月26日、日産自動車のタバレス副社長、ロシアへの過剰投資は望まないとの認識を示す。昨年2月撮影(2008年 ロイター/Rebecca Cook) [モスクワ 26日 ロイター] 日産自動車7201.Tのカルロス・タバレス副社長は26日、モスクワ国際自動車展示会(モスクワ・モーターショー)でロイターとのインタビューに応じた。 同副社長は、ロシアの自動車市場は、今後5年程度力強い伸びが期待できるが、いずれは伸び悩みが予想されるため、設備投資は慎重に進めていくとの認識を示した。 同社は、2億ドルを投じてロシアのサンクトペテルブルクに工場を建設。年産能力は5万台で、来年の早い時期にセダン「ティアナ」を、来年半ばにスポーツ用多目的車(SUV)「エクストレイル」の組み立てを開始する予定。 副社長は「当然、いずれは成長が鈍化する時がくる。40─50%という市場の拡大ペースを維持することはできない」と指