日本でも「Apple Vision Pro」が発売されるなど、空間コンピューティングが身近な存在になりつつある。となれば、そう遠くない未来パソコン作業は間違いなく、バーチャル空間で行うのがスタンダードになるはずだ。 それを予感させる次世代の“一手”が登場した。
ポップ・アートは滅ぶのか? それとも、人間の主体性を賭して生き残るか──。巨匠の作品をめぐる裁判が、その解を示す先例となるかも知れない。 著作権侵害の有無を巡って2017年から続いていた、ポップ・アートの巨匠アンディ・ウォーホルと写真家リン・ゴールドスミスの裁判。 簡単に説明すると、この裁判は「ウォーホルの作品はゴールドスミスの撮影した写真を基にしたもので、著作権侵害に当たる」というもの。結果としては、ウォーホル側(アンディ・ウォーホル美術財団)が敗訴し、7対2でゴールドスミス側に有利な判決が下された。 判決の目玉となっていたのは「フェアユース」及び「アプロプリエーション」にあたるか否か。今後、著作権を巡る裁判が重大な意味を持っていく上で、本件は重要な先例になるとして注目されていた。 ことの発端は、ウォーホルが雑誌の表紙用に依頼された作品。 『ヴァニティ・フェア』誌を飾ったこの作品は、19
再生可能エネルギーへのシフトが加速するエネルギー業界において、今「重力蓄電」というエネルギーの貯蓄方法に注目が集まっている。 「重力蓄電」とは、文字通り重力を利用した蓄電方法。かのアイザック・ニュートンが17世紀に発見した、位置エネルギーを利用した“アナログな方法”だ。 例えば、スイスのスタートアップ企業「エナジー・ボールト」が開発しているのは、35トンの安価なコンクリートブロックを使用して、重りを上げ下げするシンプルな方法(もっとも実際には最先端テクノロジーが利用されており、現代の技術力によって約85%という高効率を実現している)の「重力蓄電」。 余ったエネルギーは重りを持ち上げる際に位置エネルギーに変換して保存し、エネルギーが必要な時には、重りを降ろすことで、取り出すことができるのだ。 この「重力蓄電」が今、注目を集めるのにはいくつかの理由がある。 まずは、再生可能エネルギーが持つ供給
さすがの「Apple」社も、ついに折れたか。 iPhoneのUSB Type-C(USB-C)コネクタの搭載は、多くのユーザーから長年待ち望まれていたものの、同社はオリジナル規格の「Lightning」の継続を押し通してきた。 ところが先日、ついに幹部が「新型iPhoneにはUSB-Cを搭載する」方針を発表。 米『ウォール・ストリート・ジャーナル』が報じたところによると、6月にEUが「2024年の秋から、圏内で販売されるすべての電化製品にUSB-Cへの対応を義務化する」と決定したことを受け、今回の苦渋の決断に至った様子。 すなわち、Lightningにしか対応していない現行モデルのiPhoneは、EU全域で販売禁止になってしまう、というわけ。 流石にこれは効いたようで、同社のマーケティング担当者は「なす術がない。明確に、これ(EUの決定)には従わないといけないよ」と溢した。 さて、iPho
先般、機密解除となりWEBサイトで自由に閲覧可能となった、CIAのあるマニュアルが話題を呼んでいる。敵国に潜入したスパイが、組織の機能を内部から弱体化させ、破壊していくための戦術指南を記したもの。見れば、よもや現代社会の中にも、このマニュアルが密かに息づいているのでは、と錯覚してしまう内容に驚かされる。 組織を内部から破壊せよ! 『サボタージュ・マニュアル』 第二次世界大戦当時の1944年、正確にはCIAの前身組織だった戦略情報局(OSS)が制作した『Simple Sabotage Field Manual』がそれだ。サボタージュ・マニュアルとしてご存知の方も多いはず。65年後の2008年より一般公開されていたが、ウェブ上でしかもCIAのページより閲覧できるようになったのは、2012年から。以下、一部を抜粋して紹介していこう。 組織や会議に対する妨害 01. 意思決定の場において、結論を出
西洋を中心としてリニューアブルエナジーの導入が加速する中で、発電の基盤となる発電システムも、絶えず進化を繰り返している。 ノルウェーの風力発電企業「Wind Catching Systems」が開発する風車は、従来の風車の5倍も効率的だという新しいタイプの洋上風力発電施設。 高さ約300メートルの大きな平面のユニットには、規則的にタービンが設置されており、広大な面積を活かして、海上に吹く風を電気に変えることができるのだ。 通常の風車は、損傷の恐れがあるため、強すぎる風が吹く際には回転に制限をかける必要があるが、同システムでは、より高い風速でもエネルギーを生成することで、その効率は2.5倍ということ。 更に、通常の風車より約2倍の掃引面積を持つため、システム全体で約5倍となる高効率化を実現している。 1つのシステムが生み出すエネルギーは、ヨーロッパに住む約8万世帯が必要なエネルギーに匹敵する
5月、緊急事態宣言中、UberEatsで月収100万円。 こんなウソみたいなことを成し遂げたのが、大村達郎( @tatsuro_omura )という人物だ。 実際には、合計100万1656円。 彼はメディアで大げさにテクニックを披露することもないし、SNSで自慢げに何かを語ることもない。本人の言葉を借りるならば、「慢心したら人間は終わり」「上には上がいるから」だ。 とはいえ、稼いだ金額を聞くと……たくさんの質問が思い浮かんでくる。 どのエリアが一番稼げるのか? どの時間帯がおすすめなのか? 自転車とバイクはどちらがいいのか? UberEatsの話を中心に過去のキャリアや今後の展望について、いろんなことを聞いてみた。 ──月収100万円、本当にスゴいですね。いつもはどれくらいのスピードで走ってるんですか? あ〜、よく聞かれるんですけど、まあまあ安全運転だと思いますよ(笑)。 ──意外(笑)。
脱プラスチックの機運は食品業界のみにあらず。いち早く環境配慮型の商品を開発、シフトしてきた文房具メーカーが、近年、紙やプラスチックの代替品として注目している新素材がある。石灰石を主原料とした「ライメックス(LIMEX)」だ。 紙の代替材料として使用されるライメックスシート製造の過程で出る端材を再利用し、軸材にした“脱プラ”ボールペンが9月27日発売となる「uni LIMEX」。uniといえば、ご存知三菱鉛筆株式会社のシグニチャーブランドだ。 石灰石50%以上含むライメックスに加えることで、水や木材の使用を大幅に減らし、石油由来原料の使用も抑えられるという。持続可能性のあり方を根本から変えるポテンシャルを秘めた新素材も、本体価格200円(税抜き)なら十分にデイリーユースが適う。 「水と森を守り、石油資源の使用削減にも貢献」なんてウンチクだけに満足しそうだけど、ちゃんとリフィルを替えて使用でき
あなたの周りに、11月になると急に口ひげを蓄え始める外国人の友人はいませんか? 日本ではまだあまり知られていませんが、じつはこれ「MOVENBER」と呼ばれる「前立腺がんや精巣がん、鬱を原因とした自殺などで、男性が若くして命を落としてしまうこと」にSTOPをかけるためのチャリティ活動なのです。 「MOVENBER」とは、オーストラリアで口ひげを意味する「MO」と11月の「NOVENBER」を組み合わせた造語。2003年、オーストラリアのアデレードで30人の活動から始まったこのキャンペーンは、2015年には21ヶ国500万人が参加する人気キャンペーンとなりました。 これまでに7.1億ドルもの寄付を集めることに成功しているとのことです。
唐揚げは、定食や弁当のおかずとして、特に鶏の唐揚げが老若男女を問わず高い人気があります。一方、竜田揚げは唐揚げとはまた違った味と食感で美味しいですよね。しかし、それぞれの違いは何かと聞かれると、明確に答えられる人は少ないのではないでしょうか。2つとも似たような調理方法で作られますが、どのような違いがあるのか、詳しくみていきたいと思います。 1.唐揚げの一般的な調理方法について 唐揚げは、食材をそのまま下味も粉もつけないで油で揚げるという意味の「から揚げ=空揚げ」であったとも言われています。そのために、食材に小麦粉やかたくり粉などを薄くまぶして下味をつけないで油で揚げて作る調理方法で作るといわれています。 なお、ただ単に唐揚げというと通常は鶏の唐揚げのことをいいます。そのため、唐揚げは、その他の食材を油で揚げたものは含まないと思っている人もいるかもしれません。しかし、魚や野菜を使っても調理方
地下鉄Bank駅から地上に出る。目前に広がるのは、銀行や証券取引所などが集まる世界屈指の金融センター「シティ・オブ・ロンドン」の街並みだ。 そこから歩いて10分ほどのところに、今回の舞台「オールド・ビリングスゲート」はあった。 テムズ川に面した屋外スペースからは、左にタワーブリッジ、右にロンドンブリッジを眺めることができる。正面にそびえ立つのは超高層ビル、ザ・シャード。こうして記事を書きながら当時の記憶を呼び起こすだけで、本当にため息が出てしまうほど贅沢な立地だった。 2月中旬、そんなロンドンの中心へ、はるばる日本からやってきた人がいた。 この場所で開かれたのは、化粧品ブランドLUSHが主催する「LUSH SUMMIT 2018」。同ブランドが商品の製造を通じて解決しようとしているあらゆる社会問題を発信するイベントだ。 メインステージでは、いくつかの講演やパネルディスカッションが行われたの
スプーンやフォークなどのアンティークシルバーを取り扱う「Langfords」が、世界各国のテーブルエチケットをまとめています。左のALWAYSには「やるべきこと(○)」。右のNEVERには「やるべきではないこと(×)」が。さて、日本やその他の諸外国のエチケットはどうなっているのでしょうか?
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