電子書籍を購入して読む携帯型端末「キンドル」が今月、日本でも発売された。1500冊分もの本が単行本程度の端末に収まり、気軽に持ち運びできる未来型の電子ブック。日本の読者に受け入れられるのだろうか。 「通勤電車の中、つり革を持ちながら片手で新聞も読めます」。今月中旬東京で行われた記者会見。キンドルを販売する米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムの担当者は自信をみせた。 キンドルは縦約20センチ、横15センチ、厚さ9ミリ、重さは290グラム。薄い単行本1冊程度の大きさだ。本・新聞・雑誌など約28万種類の書籍を、紙媒体より割安な値段でダウンロードできる。提供可能なのは英語のみで、日本語にはまだ対応していない。端末は279ドル(約2万5000円)。 文章は縦約14センチのディスプレーで読み、両サイドのボタンでページをめくる。本と違うのは、字の大きさを6段階で変えられる点と、自動読み上げ機能が
一昨年のステージで闘病から復活し、2度目の出演を果たした忌野清志郎さん(右)をオノ・ヨーコは温かく迎えた=東京・日本武道館(写真:夕刊フジ) 清志郎が甦る! 12月8日に開催される第9回「ジョン・レノン・スーパー・ライヴ」に、今年5月にがん性リンパ管症で亡くなった“キング・オブ・ロック”忌野清志郎さん(享年58)がバーチャル映像で出演することが分かった。歌うのは、清志郎さん自ら日本語詞をつけた「イマジン」。ジョンの世界観を体現した名曲が、例年にない感動を呼び起こす。 「ジョン・レノン・スーパー・ライヴとして、(清志郎さんのために)何かがしたい」。ジョンの未亡人で同ライブの主催者、オノ・ヨーコ(76)のそんな思いがスタッフや出演者の気持ちを動かした。 そこで浮上したのが、生前の清志郎さんの映像を、生きているかのようによみがえらせるアイデア。富士フイルムのCMでヨーコの出演作を手がけ、同公
ピーク時には年間200誌が創刊されるなど、乱立気味だったフリーペーパーの淘汰(とうた)が進んでいる。創刊紙数は半減したが、一方で女性の写真集やパズルなど、これまでになかったジャンルのフリーペーパーが人気を獲得。「勝ち組」と「負け組」の二極化が顕著になっている。 「3〜4年前までは年間200紙が創刊され、飽和状態といわれていたが、昨年の創刊は年間100誌に半減している」 こう明かすのはフリーペーパー発行38社が加盟する日本生活情報紙協会(JAFNA)。原油高による紙価の高騰、不景気による広告減を背景に「定期的に広告を得る確信がないと、創刊は難しくなっている」。 業界の“老舗”は「読者離れとは考えていない」としながらも、変革を迫られているようだ。約20年の歴史を持ち、首都圏で約617万部(家庭配布など対象)の「情報誌ぱど」は5月、横浜市と埼玉県の一部で発行回数を週刊から隔週刊とし、削減分
アントニオ猪木(66)が初主演する映画「ACACIA(アカシア)」が、東京国際映画祭(10月17〜25日)のコンペティション部門に邦画では唯一、出品されることが6日、分かった。元プロレスラーと少年の交流を描く。芥川賞作家で監督・脚本を手がけた辻仁成氏(49)は「猪木さんに震えました。すごい俳優。見ていただければ分かります」と、映画祭でのワールドプレミア上映に自信を見せている。 最高賞「東京サクラグランプリ」を競うコンペ部門は映画祭の“顔”。今年は国内外の約750の候補作品があり、近日中に正式発表されるが、15作品が内定。猪木の初主演作は邦画では唯一、コンペ入りを果たした。 老人たちが暮らす団地で用心棒を務める元プロレスラー・大魔神が主人公。息子に十分な愛情を注げなかったことを悔いているが、孤独な少年と一緒に暮らすようになり、それぞれが心の傷を乗り越えていく。 猪木は72歳の設定。老け
後半、絶好の位置で得たFK。本田が目立ったのは金髪と我の強さ(?!)だった(財満朝則撮影)(写真:夕刊フジ) オランダに完敗した岡田ジャパン。意外にも下を向いている選手は少ないという。その理由が、異端児・本田圭佑(23)に対するブーイングがチーム内でヒートアップしているからだという。 サッカー日本代表 本田しょんぼり 本田については、後半18分のFKのシーンで中村俊輔との“口論”が話題に上っている。本田はコメントを避けているが、「あれは、本田が中村俊に『ここは、オレでしょ?』とはっきり主張しているのが、VTRのスロー再生でわかった」とテレビ局関係者。 中村俊はこれに応えず、黙って自らが蹴った。結局、ゴールはならなかったが、岡田ジャパンの王様、中村俊に本田が“謀反”を起こしたことと同じ。この後、中村は精彩を欠き、守備をしない本田に代わって走りまくることになり、ゴールへ向かう動きが極端に
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く