タグ

ブックマーク / honsuki.jp (2)

  • アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した | 本がすき。

    これは「異国の話」ではない。英国で“最底辺”の労働にジャーナリストが自ら就き、体験を赤裸々に報告。 働いたのはアマゾンの倉庫、訪問介護、コールセンター、ウーバーのタクシー。 私たちの何気ないワンクリックに翻弄される無力な労働者たちの現場から見えてきたのは、マルクスやオーウェルが予言した資主義、管理社会の極地である。 グローバル企業による「ギグ・エコノミー」という名の搾取、移民労働者への現地人の不満、持つ者と持たざる者との一層の格差拡大は、我が国でもすでに始まっている現実だ。 著者紹介 ジェームズ・ブラッドワース 【著者・訳者プロフィール】 ジェームズ・ブラッドワース 英国人ジャーナリスト。現地で影響力のある左翼系ウェブサイト"Left Foot Forward"の元編集者。大手紙インディペンデントやガーディアン、ウォールストリートジャーナル等にコラムを寄稿。著書に"The Myth of

  • ブラック日本に沁みる本『キャバ嬢なめんな。』 | 本がすき。

    『キャバ嬢なめんな。』現代書館 布施えり子/著 もう2年以上前のことになるが、取材で1か月ばかり日に滞在したとき、やけにいろんな場面で耳にした言葉が「奴隷」だった。なんかこれ、日の流行語なのかしらと思っていたが、忖度じゃ、高プロじゃ、という昨今の報道を見ていると、人が頻繁に口にする言葉は正確に近い将来を予測しているなと思う。 「日の若者たちは奴隷なんですよ」とあちこちで聞かされていた時期に、ひょんなことで知り合い、「労働争議」に同行取材させていただいたのがキャバクラユニオンだった。で、作はそのときお世話になった同ユニオンの布施えり子さんの初の著書である。 布施さんは2009年にキャバ嬢など夜の世界で働く人々の労働組合、キャバクラユニオンを立ち上げ、夜の世界に横行する賃金未払いをはじめ、自宅からのキャバ嬢拉致もあったりするという暴力、「バカ!」「ブス!」「やらせろ」の身もふたもないキ

    rgfx
    rgfx 2018/07/24
    「能力主義というドクトリンを底の底まで浸透させた新自由主義がどこまで非人間的なものになり得るかということの告発本」
  • 1