幼児が飲んだペットボトル入り入浴剤(画像を一部加工しています) 愛知県内の男児(4)が今月3日、大分県の業者が製造したペットボトル入り入浴剤を誤って飲み、意識を一時失っていたことがわかった。見た目がお茶などのペットボトル飲料に似ていた。飲食物にそっくりな入浴剤やせっけんの誤飲・誤食が相次いでいることから、消費者庁は近く、メーカーなどに対応策を検討するよう要請する。 消費者庁などによると、男児が誤って飲んだ入浴剤のペットボトル(500ミリリットル)は透明で、清涼飲料水の容器と酷似。入浴剤の色もお茶のような褐色だった。男児は数口飲んだ後、呼吸困難で意識を失った。搬送先の病院で胃の洗浄を受け、その日のうちに意識が戻ったという。 この入浴剤を製造した大分県別府市の業者によると、原料は硫黄や石灰など。月に3千〜4千本を出荷し、ネット販売もしているという。容器を中身が見えない白色のものに替え、容