相撲八百長問題が火を噴いている。今回ばかりは、メールと言う証拠を警察にがっちり押さえられており、相撲協会お得意の「うっちゃり」や「肩透し」は難しそうである。進退此処に極りと言う所では無いか。 訝しいのは、相撲八百長問題の実態に気付きながら、長きに渡り放送を続けて来た、NHKの責任を問う声が聞こえて来ない事である。 中国から輸入の冷凍餃子に農薬が混入している事が判り、大騒ぎした事、記憶に新しい。仮に、輸入を担当した商社や、実際に販売した大手スーパーマーケットが、農薬混入の事実を知りながら、事実を隠匿し、輸入や販売を何食わぬ顔で続けていたら、犯罪として立件、起訴されたに違いない。 今回の、相撲八百長問題と一体何処が違うと言うのであろうか。 飽く迄仮定の話であるが、イギリスで同じく国営放送のBBCが人気のサッカーなり、ラグビーの放映権を買い取り、同じ様な八百長問題が起これば、間違い無くイギリス国