今回は前回、思いのほか長くなってしまった約束手形の説明の完結編。 前回は、おおまかに手形とはなんぞや。 といったことを中心に書いたが、前回触れられなかった点も踏まえ、今回は具体的なことまで掘り下げていこうと思う。 まずは前回すっかり忘れていたが、手形の画像を載せないと! 特に注意すべき点だけは解説をいれよう。 ①金額の最後には、後から書き足されないように※か★をいれる。 ②振出人名と印鑑は銀行に登録してあるものでなければならない。 例えば「火男商事(株)」のような通称だと形式不備になる可能性もある。 まず最初に 手形を作るにはまず、当座を作る必要がある。 個人で使うのが口座、法人で使うのが当座という考えでいいと思う。 当座を作ると手形や小切手など、限度額の範囲内で自由にやり繰りできる、当座貸し越しが利用できる。 当座の開設や、手形帳の発行には審査があるが、これはちょっと厳しい。 その金融機
