交付金の減額に伴って拡幅工事が中断された町道。片側1車線の道は途中で途切れ、車同士がすれ違うことも難しいほど狭い道が続く=栃木県那珂川町で2026年10月10日午後0時21分、田原拓郎撮影 簗(やな)和生農相の「予算カット」発言で言及された栃木県の2自治体では、交付金が前年度から大幅に減額され、予算不足で一部の道路工事が止まった。山がちな土地だけに住民は「道路は生命線なのに」と不安をのぞかせ、支持者からは「裏切られた」と怒りの声も上がる。 那珂川町の交付金は前年度比54%減となった。町によると例年は要望額の7~8割程度が配分されていたが、今年度は「異例」の約3割。町道2路線の工事のうち、中心部から約10キロ離れた集落を走る町道の拡幅工事を断念した。

