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  • 山田尚子と「投げること」 - 映画『聲の形』 演出・感想 (ネタバレあり) - つぶやきの延長線上

    山田尚子『聲の形』鑑賞してきた。山田尚子映画としては『たまこラブストーリー』(2014)ぶりでしたね。先に結論を言っておくと傑作だと思いました。印象的なことから言えば切れ味抜群のカッティングによる様々なイメージの連鎖。エレクトロニカ的な劇伴も素晴らしかった。映像的な作りとしてアヴァンギャルドなことをしていたので、1回目ではイメージを集約するので精一杯でイメージを繋ぎ合わせるのが難しかった。2回見てなんとなく頭の中でまとまったので書いてみることに。作品というよりも作家論風味にまとめています。ネタバレしていますので注意を。 まず『聲の形』の内容から触れる前に山田尚子作品の特徴から書いてみる。山田尚子は「投げること」に置いて職人的なこだわりがある。*1前作の『たまこラブストーリー』に関しても「投げること」で物語が転じていくといった演出を積み重ねていた。『聲の形』に比べればシンプルな演出であり、「

    山田尚子と「投げること」 - 映画『聲の形』 演出・感想 (ネタバレあり) - つぶやきの延長線上
    rikio0505
    rikio0505 2016/09/25
  • パンツァーフォー!ゴトゴト煮詰めた作家性『ガールズ&パンツァー 劇場版』ちょー雑感 - つぶやきの延長線上

    『ワイスピ』『マッドマックス』そしてスピルバーグの『1941』だ!とTLが賑やかになっていたので、『ガルパン劇場版』見てきました。いやね、正直テレビ版はそんなに好きじゃなかったんですよ。気に入らない理由も特になかったんだけど、琴線に触れなかったというかね。なので公開1週目は無理していかなかったのですが、これがちょー面白かったんだ。 事前の触れ込みで『1941』っぽいと聞いていたので、ずっとドンパチかましているのかな〜と思いきや、案外しっかり演出やっていて戦場でもドラマでも「彼女たちが集まったりバラバラになったりすること」が重要なキーになっていた。例えば、オープニングの親善試合から学校廃校の流れで、彼女たちは学校を失い各自転校する学校が決まるまでバスで散り散りになってしまう。生徒会長は気づけばいなくなり、風紀委員は風紀を乱す方に回ってしまったり、転校のサインをもらうため一旦帰省してしまったり

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