実用書を長くやっていると「わかりやすい」という言葉を嫌というほど聞き、話し、考える。読者が知らないことを、すでに詳しく知っている著者が伝授する性格をもっているので、当たり前といえば当たり前なんだが、そのためタイトルにもストレートに「この本を読めば、わかりますよ!」とアピールすることが多い。 そこで、どのくらいタイトルとサブタイトルに「わかる」が使われているか、ざっと調べてみた*1。あるわ、あるわ。ざくざく出てくる*2。もちろん、それがいけないわけではないし、素直にアピールるできる魔法の言葉であるとは思うが、これじゃどこかで見たタイトルになっちゃいますなという自戒をこめて。 ビキナー系 はじめてでもわかる 初心者でもわかる 一からわかる ゼロからわかる 「わかる」の王道。 表現手段でアピール系 図解でわかる 実例/事例でわかる マンガでわかる イラスト/絵でわかる 写真でわかる Q&Aでわか