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ブックマーク / yoghurt.hatenadiary.com (4)

  • それからの十日間 - 未来の蛮族

    あの地震のあとには、あらゆるものの見え方が変わってしまった。というのはやはり言い過ぎで、変わるものもあれば変わらないものもある。今日の気分はどちらかといえば、変わっていない、という方向に流れているかもしれない。それでも、風のにおいや空の色は確実に変わってしまったような気がしているのだけども、きっと変わってしまったのは、おれの方なのだと思う。被災に遭われた方々のことを思えば、こんなのんきなことを記していくのはおかしいし、拙い上に何の実用性も持たないこの文章だって、電力によって記録され、送信されているのだから、ほんとうに申し訳ないと思うのだけど、最近のおれはよく空をみるようになったし、桜のつぼみが開きはじめたことにも気がつくようになった。 ▽ もちろん、それは地震から一週間以上経った今だから言えることだ。地震の翌日、3月12日には、ずっとテレビとネットを眺めていた。翌々日の3月13日もそうだ。

    それからの十日間 - 未来の蛮族
    rikuo
    rikuo 2011/03/22
  • 人生は、『はがねのつるぎ』を手に入れるまでがいちばん面白い - 未来の蛮族

    異論は認めない。だいたいなんだってそうなのだ。「おうじゃのつるぎ」だの「はかいのつるぎ」だのといったような、伝説級の武具。それらは確かに格好いいかもしれない。しかしだ。それらを手に入れたとき、我々の心はほんとうにときめいているだろうか? だいたい、そんな大層な武器を手に入れたところでだ、我々にはどこにも行くところがないじゃないか。もう地図はほとんど埋め尽くしてしまっているころだし、呪文だってもう「ギガディン」なんて名前の、あからさまに最強くさいものを覚えてしまっていたりする。強力な武器や魔法を手に入れたところで、それを用いて闘う相手などいやしない。せいぜい魔王か、さもなれけばとってつけたような隠しボスが、倦み疲れた我々を接待してくれるだけだ。 もはやそこに冒険はない。 あるのはただ、憂な義務感だけだ。 「はがねのつるぎ」には、そうした重たさはない。その切っ先が指し示す先には、ただただ限り

    人生は、『はがねのつるぎ』を手に入れるまでがいちばん面白い - 未来の蛮族
  • ブロガー、人間!ブロガー! - 未来の蛮族

    長い間、ブログをお休みしていました。これほど長い時間ブログを書かなかった理由は大体百個くらいあって、ひとつめは引越しによってネットが使えなくなってしまった、ふたつめは引越しで何かと忙しくネットをしてる暇はなかったこと、みっつめはそうこうしてるうちにブログの書き方を忘れてしまったこと。まあ、百個挙げられても困るでしょうからこの辺にしておきますが、とにかく僕はしばらくずっとスタンダロン人間だったのですよ。 もちろん、はじめのうちは不便だったし、落ち着かなかったですよ。孤独感もありましたし、心細いっていうのかな、まるで川の中の葦のように弱弱しい心地がしましたね。何かわからないことがあってもGoogle師父に頼ることができないわけですから。でも、不思議なことにしばらくするとそれが心地よくなってきたんですね。インターネットに接続されていない眼球から見る景色は何とも不思議に美しかった。何て言えばいいん

    ブロガー、人間!ブロガー! - 未来の蛮族
    rikuo
    rikuo 2008/12/31
    文通とか手紙とか、贈るはずだったプレゼントとかトラップ多いですね。今のネット世代はうっかり検索したら、Google様が10代のフタを開けちゃうのだろうか。
  • さよなら飲むヨーグルト - はてなを開放する超はてな 「はてなブックス」

    あれだけはてなを好きだ好きだと言っておきながら、とうとう昨日ははてなを復活させるための新サービスを思いつくことができなかった。はてな市民として、恥ずかしく、また悔しいことである。仕方が無いので、今日は昼飯をべる間ずっとはてなのことばかり考えていた。あんまり真剣に考えたおかげで、折角のトマト煮込みカレーの味もろくにわからなかったくらいだ((これは嘘。あまりにも濃厚すぎて、トマトの持つ爽やかさを活かせていなかったことを覚えている))。まるで、いかがわしいことを覚え始めたばかりの中学生のようではないか……。しかし、おれはあのころとは違う。トマト煮込みカレーを犠牲にしたおかげで、ついにはてなを救うための画期的な新サービスを思いついたのだ……! はてなを救うための新サービス。その名をおれは「はてなブックス」と名づけた。略して「はてブ」と読んでもらいたい。おれは先日の日記で、はてなは基的に内向きの

    さよなら飲むヨーグルト - はてなを開放する超はてな 「はてなブックス」
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