昨日の朝日新聞の書評欄で大きくとりあげられていた。 http://www.matomabooks.jp/news/archives/1153.html マルクスを使った自己啓発本である。その発想がすごい。 著者は『マルクスる?』で知られた木暮太一である。 本書の特徴は、 大学時代にわたしが『資本論』と『金持ち父さん貧乏父さん』の2冊から「気づき」を得て、その後、サラリーマン生活の10年をかけて追究・実践してきた知見を1冊に凝縮しました。(p.14、強調は引用者、以下特に断りがないかぎり同じ) というもので、 前半では、マルクスの『資本論』をベースに、資本主義経済の構造・仕組みと、労働者の置かれている状況について順番に述べていきます。(p.14〜15) 後半では、資本主義経済で働くわたしたち労働者がどのような働き方、そして生き方を目指していくべきかを具体的に説明していきます。/この部分は、『