小型テレビ“活況”で品薄懸念 デジアナ変換終了 各社、大型へのシフト苦戦 SankeiBiz 3月20日(金)8時15分配信 テレビ販売が“活況”だ。とはいっても20型未満の小型テレビ限定の話。例年の進入学および新社会人需要に加え、今年は3月末にピークを迎えるデジアナ変換サービス終了による特需が発生しているからだ。今後、小型テレビが品薄になる懸念も出てきた。 ◆慌てて購入目立つ 調査会社のBCNの調べによると、3月1〜15日までの液晶テレビの販売台数は、前年同期比20.4%増。久しぶりにテレビ市場が活況を呈し、高い伸びをみせている。 だが、テレビメーカー各社が力を注ぐ40型以上のテレビは前年割れの実績。特に50型以上は7.5%減と落ち込みが大きい。それに対して、20型未満の液晶テレビは、同73.5%増と大幅な伸びとなっている。 「例年3〜4月にかけては1人暮らしを始める学生、社会人