桜花賞の栄冠来るか、京大卒の豪州人オーナー (1/3) ハナズゴールの馬主、M・タバート氏インタビュー 例年なら「桜は桜花賞までもつか?」が話題になるところ、今年はどうしたことか「桜は桜花賞までに咲くか?」が話題になっている。これも異変といえば異変だが、もう一つ、競馬ファンの間でヒソヒソと「あれはどうしたことだ?」と話題になっていることがある。 一つには、最も桜花賞に直結する重賞と言われるチューリップ賞で、並み居る良血を掻き分けて無名の馬が勝ったこと。もう一つは、とりわけディープの子にしてブエナビスタの妹・大本命ジョワドヴィーヴルを完封して勝ったのが、オレハマッテルゼの娘だったこと。そして表彰台に上がった馬主が名前も聞いたことのない外国人であったことである。 ハナズゴールの馬主マイケル・タバートは37歳のオーストラリア人である。[写真1] 日本馬主としては経歴は浅いが、日本在住歴は長