著者プロフィール:中村修治(なかむら・しゅうじ) 有限会社ペーパーカンパニー、株式会社キナックスホールディングスの代表取締役社長。昭和30年代後半、近江商人発祥の地で産まれる。立命館大学経済学部を卒業後、大手プロダクションへ入社。1994年に、企画会社ペーパーカンパニーを設立する。その後、年間150本近い企画書を夜な夜な書く生活を続けるうちに覚醒。たくさんの広告代理店やたくさんの企業の皆様と酔狂な関係を築き、皆様のお陰を持ちまして、現在に至る。そんな「全身企画屋」である。 どうしても見比べてしまうNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』とフジ開局50周年ドラマ『不毛地帯』。政権交代後の混迷の時代に放映されるドラマとして、両者ともに意義があるし、良い出来映だと思う。が、どちらかというと『坂の上の雲』に肩入れしてしまう。どうしてだろうか? 全国的に見ても肩入れ度合いは、NHKスペシャルドラマ『坂の