■つぶやくデジ記者・神田大介 ネットを通じて無料で通話ができる「ライン」というスマホのアプリで、その「副作用」が話題になった。起動時に同じサービスの利用者を表示するのだが、何年も音信不通だった元カレ・元カノも現れるのだ。 ラインはスマホの電話帳を自動解析している。相手の電話帳に自分が載っていると、自分が消去していても機械的に表示する。利用者は国内1300万人。笑い話で済めばいいが、泥沼で別れた相手の執念におののく人もいるだろう。 米国ではスーパーが客の購買履歴を記録、特徴から妊婦らしい女性へ赤ちゃん用品のダイレクトメールを郵送するサービスを始めたところ、隠していた妊娠を親に知られる人が現れたとか。 便利さとプライバシーは、あちら立てればこちらが立たずの関係になりつつある。利用者が納得して便利さを選ぶならいい。フェイスブックはその一例だろう。 だが、承諾なしの「のぞき」はいけない。スマホのア
男性同性愛者向けの店が摘発された。法律のはざまで違法薬物や性感染症のリスクが広がる。 東京・北新宿の閑静な住宅街に、その店はあった。5階建て雑居ビルの2階、テナント名が並ぶ看板に店名が書かれているだけで、何の店かはわからない。 この店、「デストラクション」に昨年10月末の夕刻、警視庁の捜索が入った。「警察です。そのままにして下さい」。約40人の捜査員が店内に踏み込み、衣服を着けていない男性30人がその場に座り込んだ。 警視庁は、店内のオープンスペースで男性客3人にわいせつ行為をさせたとして、当時の店の経営者の男(38)ら2人を公然わいせつ幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した。大手企業社員や有名大学の学生を含む20〜40代の男性客25人がおり、潜入した捜査員5人の姿もあった。 薄暗い店内は迷路のように入り組み、のぞき窓がついた個室と「ミックスルーム」と呼ばれるオープンスペースがあった。客は、店の受
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