アニメ版「みつどもえ」。週刊少年チャンピオン読者として、また原作漫画のイチファンとして、アニメ化がアナウンスされた時点で感無量だったのですが、いざアニメ本編を観てみたら、コレがまたコチラの期待値を上回るオモシロさで、思わず嬉しい悲鳴を上げさせていただきました。 かなり原作準拠な内容になっていましたが、アニメで見返してみると、改めてキャラクターを活かすシチュエーションを計算し尽した脚本の上手さに吃驚した次第。そんなわけで、今回のエントリでは、その辺りについてアレやコレやと書いてみたいと思います。 ■キャラクターを活かす「イベント」をシナリオに組み込む上手さアニメ版の第一話。冒頭のシーンでコメディのシチュエーションとして用いられていたのが、クラスメイト全員での矢部っちの歓迎会。 更にそこで、イベントして用意されていたのが「なんでもバスケット」でした。 「なんでもバスケット」のゲーム性に絡めて、